naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~久しぶりの高弦分奏、弦楽器奏法のレクチャーも

日 時 : 09年11月1日(日) 13:30~17:00
場 所 : 浦安市文化会館第1練習室
指 導 : 弦トレーナーY先生
内 容 : 高弦分奏(ヴァイオリン、ヴィオラ)
曲 目 : ヘンゼルとグレーテル、キャンディード
弦人数 : 7・3・4
弓の毛 : 無事

復帰2週目のオケ練は、久しぶりの高弦分奏。

練習を休んでいた間に、市民演奏会の曲目の変更があった。

バーンスタインの「キャンディード」は、当初、序曲とアリア2曲、そして、アンコールにもう1曲、計4曲を予定していた。
しかし、著作権上の制約からか、3曲までしか演奏することが認められなかったそうだ。
そこで、演奏会の趣旨(オペラ・ガラ)から、歌入りの曲を優先することとし、やむなく序曲をとりやめることになった。

代わる曲として、フンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」から、1曲とりあげることになった。
聞くところでは、2幕の終わりの部分らしい。

まず、そのヘングレから。

合奏では1回譜読みをしたらしいが、私は出ていない。今日が初見。

次に、「キャンディード」のアリア2曲。

  クネゴンデのアリア「着飾りて」
  オールドレディのアリア「老婆のタンゴ」

オールドレディのアリアの中に、ヴィオラ3人でのソロがある。
これをやった時に、私の弓が笑った。

ここで、Y先生から、「弓が震えない秘訣」のレクチャーが。
いくつか方法がある、と、弓の持ち方、弦への弓の当て方などを教えていただいた。

本番の時、うまく使えるといいが。

市民演奏会の曲は、これでもう一通り見ていただいたので、休憩の後、弦楽器奏法についてのレクチャーを受けることになった。
Y先生に指導していただくようになって、もう今年で丸10年になるが、こういうことは初めてのように思う。

  楽器を構えた時の左手の形を身につける練習
  左手の指の独立性を高める練習
  ポジション移動をする時の左手の構え
  ボウイングの基本
  弓を「半飛ばし」する練習

その後、何か聞きたいことがあれば、と先生の呼びかけに、何人かの団員からリクエストが。

  ピッツィカートのはじき方
  重音の弾き方
  弓の持ち方
  ヴィブラートのかけ方

いやあ、ほんとにためになった。

練習方法のいくつかは書き留めたので、来週以降、合奏の合間に実行しよう。

しかし、今日の分奏に出られなかった人は、つくづく残念でした。

N響の先生のレクチャーを、しかもタダ(団持ち)で聞けたんだから。
ほんと、トクしたよー。

さて、来週は、本番指揮者Y先生の合唱合わせだ。

※練習往復に聴いた音楽
    ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
       ワイセンベルクカラヤンベルリン・フィル
    ラヴェル 古風なメヌエットクープランの墓、道化師の朝の歌、ラ・ヴァルス
       小澤征爾=ボストン響
    ラフマニノフ 交響曲第2番
       プレヴィン=ロンドン響(EMI盤)
    ベートーヴェン 交響曲第7番
       小澤征爾=サイトウキネン