帰りの電車の中で、携帯電話のワンセグで観ていた。
エレベーターで上がって、家のテレビで、小笠原とラミレスの凡退を観て、で、ちょっと目を離していたら、「えっ!? 1-2?」。
ちょっとの間に、何が起きたんだ?
高橋のホームラン?
勘弁してくれよ、山口・・・。
せっかく、やっとの思いで同点になったのに、直後にホームランなんてさあ。
ホームランだけは打たれちゃだめでしょ。
ホームランだけは打たれちゃだめでしょ。
もう9回なんだよ。
観てる側だけでなく、ベンチもきっと「負けた」と思っただろうね。
札幌に移動して、2連勝しなかったら日本一はない。これは厳しい。
ところが!
9回裏、先頭の亀井が武田久の初球を同点ホームラン。
これだけでも神がかりなのに、谷凡退の後、阿部がサヨナラホームラン。
このへんは、風呂のラジオで聞いてました。
いや、しかし、こういう大試合で、こういうことがあるんだねえ・・・。
このシリーズ、初戦から3連敗で後がなくなった長嶋巨人、何とか2連勝して迎えた第6戦は、0-7と大敗ムード。
ところが、ここから反撃に転じたジャイアンツが、コツコツと点を返していき、最後、延長10回に高田のサヨナラヒットで、8-7と大逆転勝利をしたのだった。
3連敗3連勝。ここまできたら、第7戦もとって日本一だ! と思ったのだが、後楽園でスタンドを敵に回しながらの好投をみせた足立にやられてしまって・・・。
あれは悔しかった。
あれは悔しかった。
この試合に勝てば優勝、というジャイアンツは、この試合、8回まで0-4の劣勢。
しかし、9回裏に、満塁のチャンスを作ると、江藤が同点満塁ホームラン。
そして、続く二岡が優勝を決めるサヨナラホームランを打ったのだった。これ、確か初球じゃなかったかな。
これも、ほんとにこれ以上ない劇的な幕切れだったなあ。
あ、すみません、全部ジャイアンツの試合で(笑)。
さてさて、今日は札幌ドームで第6戦。一気に決めてほしいが、どうか。