naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

歯、その後

先月23日(日)夜、オケ本番帰りの、駅階段転落事故。

本来恥さらしなことを、わざわざ自分から、ここで記事に暴露したのだから仕方がないが、その後、会う人、会う人、こちらの顔を見るなり、「大変でしたね」、「歯は大丈夫ですか」と声をかけて下さる状況が続いている。

先日の、オケ団員の結婚披露宴の時なども、私のテーブル(円卓)は全員がオケ関係者だったのだが、開宴を待つ間、新郎新婦の話題そっちのけで、私がどのようにして階段を転落し、救急車で病院に運ばれたか、などの話で持ちきりだった。

下手をすれば、この披露宴への出席もかなわない大怪我になっていたかもしれないわけだが、現実には、当人が、至って元気、ぴんぴんとした状態で、目の前で話しているので、座の皆さんも、こちらが話すあれこれのエピソードに、笑うところは遠慮なしに笑って下さったのが、何だか嬉しかった。

で、その歯の、その後。

会社の近くの歯科に通い始めて、今日8日(火)が3回目の通院。

前回、3日(木)の診察の時に、今後の治療についての話があった。
医師の話では、歯を失ったケースでの治療方針は、大きく三つ。

まず、ブリッジと言って、失った歯の両側の歯を削って短くした上で、計3本の歯に冠をかぶせる治療。失った歯は丸々義歯となり、両側の歯の冠と一体になったもの、私の場合は上の前歯なので、「T」の字を逆さにした形のものをかぶせる。

二つ目は、失った歯だけを部分入れ歯にする方法。

そして、三つ目が、インプラントと言って、人工歯根を作って義歯を植える治療だが、これは健康保険適用外。

私の場合、医師が勧める治療はブリッジ、とのことだった。インプラントでなくてよかった、と内心思いながら、それでお願いします、と答えた。

で、前回、今回と、治療は順調に進行中。

実は、折れて取れた歯の左隣の歯。先端部分が、転落してぶつけた際に、欠けてしまっている。
そのため、この歯の神経を処置しないと、削る時に痛いということで、まずそれを進めている。

並行して、口の中の掃除ということで、歯石や歯垢をとってもらっている。
前回は、歯ブラシの使い方を教わった。

今日は、歯ぐきのチェックもあって、だいぶ汚れているので、次回以降、麻酔をかけて歯ぐきの掃除をするらしい。

今週後半から、出張が多くなるので、あまり頻繁に通えない。次回の予約も10日後になった。

完全修復までには、ちょっと時間がかかりそうだ。

折れてなくなったところには、仮の歯が接着剤で着けられている。
あくまで仮だから、強く噛まないで下さいね、と言われている。
だから、大きめのものを、前歯で噛み切るということはまだできない。
今、食べるにあたっての不自由さは、ものの固さ柔らかさではなく、大きさだ。
でも、仮ながらも欠けた部分がなくなったことで、麺類が食べられるようになったのは、本当に嬉しい。蕎麦とラーメンは試した。麺が太くなると、噛み切る必要が出てくるので、少々食べにくい。ラーメンはやや苦心する。まだ、うどんは試すに至っていない。
まあ、うどんやラーメンより断然蕎麦派なんで、いいんだけどね。

[FedExKinko’s京橋店発]