●上田京&恵谷真紀子とウィーンの仲間たちVol.6
日 時 2010年7月5日(月) 19:00開演
会 場 サントリーホール 小ホール
曲 目 ベートーヴェン 弦楽三重奏曲ト長調 Op.9-1
ハイドン ピアノ三重奏曲ト長調 Hob.ⅩⅤ-25
シューマン ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.47
[アンコール] J.シュトラウス 南国のばら
ハイドン ピアノ三重奏曲ト長調 Hob.ⅩⅤ-25
シューマン ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.47
[アンコール] J.シュトラウス 南国のばら
さて、演奏会のチラシ、プログラムでは、ハイドン、ベートーヴェンの順番で記載されていたが、開演前にアナウンスがあり、入れ替えて演奏するとのこと。
「演奏者の都合により」と言っていたが、どんな都合なんだろうな。
ピアニストが寝坊して遅れるから、とか(笑)、まさかね。
「演奏者の都合により」と言っていたが、どんな都合なんだろうな。
ピアニストが寝坊して遅れるから、とか(笑)、まさかね。
アンサンブル全体としても、厳しさがありそうだ。
聴きごたえのある曲だった。
聴きごたえのある曲だった。
開演に遅れてきたお客さんを、1楽章と2楽章の間、2楽章と3楽章の間の、2回に渡って入れた。
演奏者の了承はとってあったのだろうが、聴いている側としても、ちょっと嫌な間(ま)だった。
演奏者の了承はとってあったのだろうが、聴いている側としても、ちょっと嫌な間(ま)だった。
休憩の後、メインのシューマン。
初めてこの曲をじっくり聴いて強く感じたのは、全曲を通じて流れている、「ほてり」。
シューマンの魅力をそこに感じつつも、そのほてりには、何か近づいてはいけない、近寄るのがこわい、という気がする。
興味深かったのは、客席の空気が休憩前と明らかに変わったことだ。
客席の全員が、息を飲んで動けない、という感じだった。
演奏の迫力は、ベートーヴェンの時にも伝わってきたが、それ以上に、シューマンの音楽が持つ、何と言うのか、痛切感のようなものが、客席に突き刺さってくるような気がした。
客席の全員が、息を飲んで動けない、という感じだった。
演奏の迫力は、ベートーヴェンの時にも伝わってきたが、それ以上に、シューマンの音楽が持つ、何と言うのか、痛切感のようなものが、客席に突き刺さってくるような気がした。
アンコールは、ピアノ四重奏の編成で、「南国のばら」。
伸縮自在な絶妙の演奏。ウインナワルツの中でも、好きな1曲であり、堪能、堪能。
伸縮自在な絶妙の演奏。ウインナワルツの中でも、好きな1曲であり、堪能、堪能。
このユニットの演奏会はシリーズで行われており、次はどのような曲を採り上げてもらえるのか、楽しみだ。
※関連の過去記事
アンサンブル・ウィーン・東京 ピアノ五重奏の夕べ
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/45433003.html
梯剛之の「鱒」演奏会
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/52024562.html
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