naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

シベリウスの7番を弾いてみたいんだけど

今、浦安オケでは、2012年春の定期演奏会の曲は決まっているが、その先はまだ決めていない。

明後日、20日(日)に開催される運営委員会で、2012年秋と、2013年春に演奏する曲の検討に着手することになっている。

いつもの選曲手順で、当日は、とりあえず、各パートから希望曲を出し合う予定。

我がヴィオラも、メンバーからあれこれ希望曲が出ている。

何度出てもとりあげられない「運命」やら、ショスタコーヴィチの「レニングラード」なんて思い切った曲も挙がっている。

せっかくなので、私も2曲出した。

シベリウスの1番と7番。

2番は、浦安オケでも過去に演奏しており、もしシベリウスのシンフォニーをやるなら、次は1番か、という考えだ。

それよりも、個人的な思いとしては、7番が弾けたらなあ、というのがある。

7番の場合はメインでなく中プロかな。

何といっても、シベリウス最後のシンフォニー。巨匠の到達点。

シンフォニーでありながら、凝縮された1楽章構成。時間は短くとも、内容は全然コンパクトではない。

そんな、シベリウスの最高傑作を弾けたら、この上ない幸せだろう。

今日、会社の帰りに、電車の中で、ウォークマンで聴いてみた。

スコアを眺めながら、この曲を聴くのは初めてなのだが、やっぱり演奏が難しそうだな・・・(笑)。

テンポの変化もあるし、楽譜を見ながら聴いても、拍子がなかなか飲み込めない。

きっと、実際に演奏してみたら、最初は訳がわからん、という感じになるだろう。

それと、さすが最後のシンフォニーだけあって、ちょっと渋いというか、1番、2番、5番のようなわかりやすさがない。

弾いていて気持ちのいいメロディがあるわけでもないし。

つまるところ、弾いていても、訳がわからず、楽しくないなあ、という声があがりそうだ。

私のように、シベリウスやこの曲に思い入れのある人なら、弾けるだけで喜びを感じられるにしても、団員みんなが共感を持って演奏するのは難しいかな・・・?

いや、練習を重ねる内に気に入ってもらえるかもしれないけど。

少なくとも、トロンボーンティンパニあたりにとっては美味しいだろうとは思うよ。

まあ、そんなことで、改めて聴いてみた結果、きっと支持が得られないだろうと思ってしまったが、とりあえず出すだけは出してみることにした。

さてどうなるか?