今、浦安オケでは、2012年春の定期演奏会の曲は決まっているが、その先はまだ決めていない。
明後日、20日(日)に開催される運営委員会で、2012年秋と、2013年春に演奏する曲の検討に着手することになっている。
いつもの選曲手順で、当日は、とりあえず、各パートから希望曲を出し合う予定。
我がヴィオラも、メンバーからあれこれ希望曲が出ている。
せっかくなので、私も2曲出した。
シベリウスの1番と7番。
2番は、浦安オケでも過去に演奏しており、もしシベリウスのシンフォニーをやるなら、次は1番か、という考えだ。
それよりも、個人的な思いとしては、7番が弾けたらなあ、というのがある。
7番の場合はメインでなく中プロかな。
何といっても、シベリウス最後のシンフォニー。巨匠の到達点。
シンフォニーでありながら、凝縮された1楽章構成。時間は短くとも、内容は全然コンパクトではない。
そんな、シベリウスの最高傑作を弾けたら、この上ない幸せだろう。
今日、会社の帰りに、電車の中で、ウォークマンで聴いてみた。
スコアを眺めながら、この曲を聴くのは初めてなのだが、やっぱり演奏が難しそうだな・・・(笑)。
テンポの変化もあるし、楽譜を見ながら聴いても、拍子がなかなか飲み込めない。
きっと、実際に演奏してみたら、最初は訳がわからん、という感じになるだろう。
それと、さすが最後のシンフォニーだけあって、ちょっと渋いというか、1番、2番、5番のようなわかりやすさがない。
弾いていて気持ちのいいメロディがあるわけでもないし。
つまるところ、弾いていても、訳がわからず、楽しくないなあ、という声があがりそうだ。
私のように、シベリウスやこの曲に思い入れのある人なら、弾けるだけで喜びを感じられるにしても、団員みんなが共感を持って演奏するのは難しいかな・・・?
いや、練習を重ねる内に気に入ってもらえるかもしれないけど。
まあ、そんなことで、改めて聴いてみた結果、きっと支持が得られないだろうと思ってしまったが、とりあえず出すだけは出してみることにした。
さてどうなるか?