naokichiオムニバス

67歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

若書きアーカイブ~大学オケ時代にOB会会報に書いた活動報告②(1977年、21歳)

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(3)第24回定期演奏会まで

  7.14   オーケストラ OB現役交歓会
          定例となっている交歓会、今回も如水会館にOB現役多数の参加
          を得、盛会であった。
          長谷川如水会同好会理事長から御挨拶のあった後、有志の室内楽
          演奏を聴き乍らの立食パーティーに移った。今回もOB各氏の演
          奏への参加は盛んで、Hrの徳永氏、Cbの片柳氏をはじめ、持ち寄
          られた楽譜を囲みつつ、多くの皆さんが楽興の時を持たれた(ハイ
          ドン木管五重奏他)。又、現役も負けてはおれぬと、弦楽四重奏
          木管三重奏他を披露。なごやかに夏の宵は更けていった。

  7.15~18 有志、会津若松に演奏旅行
          昨年やはり木管金管族有志が北海道へ遊びがてらの演奏旅行を行
          い、成功を収めたのに味をしめ、今年は弦族からも数名が加わっ
          て、メンバー一人の郷里である会津へ大興行を行った。会津市民
          会館でのコンサート(曲目は、ベートーヴェン弦楽四重奏曲、モー
          ツァルトのディヴェルティメント、ブラスアンサンブル、そして
          何といっても圧倒的に受けた「山口さんちのツトム君」--メンバ
          ーの編曲による--他)、そして地元河東中学校他での3回にわた
          る音楽教室
          いずれも(地元教育委員会のバックアップもあった?とかで)親子
          連れの聴衆で立錐の余地もない満員となっただけでなく、客席か
          らは野口五郎も顔負けの大歓声が飛び更には楽屋にまでファンが
          つめかけてサイン攻めに会うという快挙をおさめた。
          又、合間には鶴ケ城見物などもし、あとは例によっての酒びたり
          の日々、実のある演奏旅行だったようだ。

  9.4~8  夏合宿(於、富浦臨海寮)
          定期に向けての恒例の譜読みの合宿。Howell氏、トレーナーの鷲
          見氏を迎えての合奏、或いはpart練等の他、海水浴、連夜の酒宴、
          浜辺での花火大会などは例年通り。又、6日の晩には長谷川理事
          長がお見えになり、2年振りに現役と共に合宿の一夜を過ごされ
          た。
           さて、平穏無事に終わるかにみえた合宿であったが、7日にい
          たって、20人近くもの人間が発熱下痢の症状を訴えて倒れるとい
          う前代未聞の事態となった。無論練習は中止、病人を隔離し、医
          者を呼んだり、元気な者が交代で看病にあたったりという騒ぎに
          なった。病因は詳かでないが、ともかくこのため、その晩の打ち
          上げコンパも気勢が上がらずに終わった。(とはいえ、恒例の4年
          生の海への投げこみは元気な者たちが遺漏なく遂行)
           初日、練習時間になっても荷物を積んだ先発の車が到着しなか
          ったり、Howell氏とのスケジュール調整に手違いがあったり、ア
          クシデント続きの合宿であったが、事ここに至って、正に空前絶
          後、クラブ史に残る合宿となったのではあった。

  10.21   コール・メルクールと合同OB現役交流会
          7月にひきつづいて、今回も又如水会館スターホールに両団体の
          OB現役多数の参加を得た。OB諸氏、又現役の演奏は相変わら
          ず盛大。席上、今年度からオケ部長に就任された浜谷講師の御挨
          拶、そして前任の火禾場教授の退任の御挨拶があった。
           (naokichi注;火ヘンに禾で「あき」と読む1文字。あきば教授)

  11.4    一橋音楽祭(於、兼松講堂)
          一橋祭プレ企画の一環として各音楽サークルの共催によるこのコ
          ンサート、2年振りの開催である。我がオケは定期の曲目から、
          「ウィンター・ワンダーランド」、又、サマ・コンでもとりあげた
          「Exodus」と、これも成嶋氏の作品で、ビートルズナンバーから
          「ミッシェル」そしてスクリーンナンバー「サン・フラワー」の都合
          4曲をひっさげて参加、コンサートのフィナーレを飾った。尚、
          これが初心者の1年生にとっては記念すべき初舞台となった。

  11.5~7  一橋祭
          例年だと生演奏つきの喫茶店などをやるのであるが、今年はクジ
          運なく教室獲得に失敗し、やむなく屋外にテントを張り、たこ焼
          き屋を出した。とはいえ、作り方に詳しい者など居らず、中身は
          ひどいものであった。にもかかわらず、一皿100円という法外な
          安価が幸いしてか、行列までできる大繁盛ぶりであった。

  11.24~25 低弦合宿(於、相模湖艇庫合宿所)
          定期へ向けて、パートのまとまりを強化しようとの趣旨。内容は
          チェロの長老5年生をトレーナーに据えての全体合奏の他part練、
          1年生のpart別指導等であったが、参加者の一部が汽車に遅れた
          り、荷物を車内に置き忘れたまま降りたりのアクシデントや、期
          間の短さも手伝って、目論見通りの成果があったかどうか。

  12.8   第24回定期演奏会(於、世田谷区民会館)
          指揮 David Howell 氏
          広瀬量平 祝典序曲「ウィンター・ワンダーランド」
          ディーリアス 夏の歌
          モーツァルト 交響曲第31番ニ長調「パリ」
          ブラームス 交響曲第4番ホ短調
          ブラームス ハンガリア舞曲第6番(アンコール)
          久々の都内でのコンサートである。ストその他にたたられ続けた
          最近にしては、例の第九を別にするとお客さんもよく入った。に
          もかかわらず、演奏の出来栄えは、最近では最悪であったと思わ
          れる。(原因、反省点は曲の多さ、難しさ等々色々あるが、何とい
          ってもいちばん大きかったのは、やはり個々人の練習量の低下で
          あろう。)プログラムは広瀬量平氏の作品をとりあげたのが特色。
          この曲は、札幌オリンピックの祝典曲ということであるが、当日
          は、氏もステリハの時から早々とおみえになり、本番でも舞台に
          上がってHowell氏と握手をかわしておられた。
           レセプションは下高井戸の喫茶店「白樺」。その後は新宿「山ごや」
          などへ思い思いに散っていった。

(4)現在まで

  12.19   第4回プロムナードコンサート(於、兼松講堂)

  12.19   フィオリータと合同クリスマスコンパ(於、部室)
          年に一度の楽しいクリコン。部室が見違えるようにきれいに掃除
          されるのも年に一度のことである。恒例のクジ引きクリスマスプ
          レゼント交換、これまた恒例の1年生の劇、今年は真面目そうで
          結局ドタバタの「ロメオとジュリエット」。あとはいつもの通りの
          ゴーゴーパーティで、今年はソウルのディスコサウンドが中心。
          即席のステップで朝が来るまでおどり狂ったものだ。

(5)そして、これから

 さて、現在(77、1月)我々は来たるべき第8回合同演奏会(フィオリータとの)に向け、
既に活動している。以上でも触れてきたように、フィオリータとは、同じクラシック音
楽を活動の中心としている事から前記の他、互いのコンサートにエキストラで参加し合
うなど交流が盛んであるが、その一環として、3年振りに合演を行うことになった訳で
ある。
 3月の追いコン、合演合宿を経て、4月24日(日)虎の門ホールの予定である。
 指揮 David Howell 氏
 チェロ 奈切敏郎氏
 ベートーヴェン 「エグモント」序曲
 エルガー チェロ協奏曲ホ短調
 シベリウス 交響曲第1番ホ短調
 エルガーはここ1年ばかり続いているイギリス路線の一環であり、弦トレーナーとし
て日頃お世話になっている日本フィルの奈切氏をソリストに迎えられるのも意義深い。
又、シベリウスはなかなかの難曲であり、この稿執筆の時点では各パート共四苦八苦で
あるが、3ヶ月の後にはどうなっているか、只、練習あるのみである。
 この楽苑をお読みのOBの皆様方に、一人でも多くおいで頂けたらと思う。
 我がオケも年々、部員の増加をみており、数年前には考えられなかったような安定し
た活動を行えるに至っている。活動は益々充実し、又、副次的にも、機関紙(小文集)
噪音」定期刊行の定着(既に創刊以来4年、通巻30号を数える)。プロムナードコンサー
トの定例化等、活動の拡充がみられる。
 しかし、又一方、人数が増えただけに、クラブ運営上の新たな問題も生じてきた。今
年度殊に顕著だったのは、プログラム選曲の問題(部員増加による希望の細分化。オケ技
量の現実と希望のギャップも加わり、すんなりとは決まらない。)。出席率の問題である。

 このような点をも考え合わせると、我がオケがその運営面で、部員増加に充分対処し
きれていない、即ち、ある過渡的な状況下にあるとも言えようか。これについては、マ
ネージの任期が1年こっきりである事、学業の傍らの活動である事等の条件下では、一
朝一夕の対処、打開はなかなか難しく、毎年のマネージが徐々に試行錯誤を積み重ねて
いくより道はないと思われる。
 その意味から、現マネージとしては、4月からの次期マネージが、このやや大仰にい
うならオケの歴史の一つの屈折点である現在の状況をふまえて、より一層前進的な運営
をうちだしていってくれる事を期待しながら、現在は最後の仕事である4月の合演の準
備に専念しているのである。

 尚、次期マネージの初仕事は、第5回サマーコンサートであり、これは既に7月2日、
杉並公会堂でと決定している。