おととい、2日目は、両国国技館開業以来、最低の入りだったとか。
観戦に行った初日は、結構盛況だったが、満員御礼まではいかなかった。
翌日からは平日だから、やはりテレビの画面で観ていても、空席だらけなのがさみしい。
翌日からは平日だから、やはりテレビの画面で観ていても、空席だらけなのがさみしい。
興業としては、この調子が今後も続けば、やがては採算がとれなくなる時期が来るのではないだろうか。
相撲を長く観続けたい一ファンとしては、気がもめる。
もっとお客さんを呼ぶ方法はないものか。
3月場所では、貴乃花親方が担当部長として相当努力したと聞く。親方衆にも危機感は出てきているのだろう。
しかし、相撲の聖地とも言うべき、両国国技館での東京場所がこの状況・・・。
興行主である協会としては、もっともっと集客営業の努力が必要ではないだろうか。
で、突然思ったのだが、各力士も集客営業をしてはどうか。
で、浦安オケの場合だと、ホールなどで一般に発売される前売券や、当日券で入場される方は全体の一部分であり、集客の多くは舞台に乗る我々団員が負っている。
相撲でもそれをやったらどうだろう?
おそらくこれまで、左うちわでやってこられた時代は、現役の力士というのは、稽古に励んで、本場所の土俵でいい相撲をとることだけ考えていればよかったはずだ。たぶん、師匠からもそう言われてきたのだろうと思う。
しかし、現状をかんがみるに、興業としての相撲がなりたたなくなれば、力士の給与だって維持できないわけで、自分の生活に響く話だ。
興業の主役なのだから、力士も自らがお客さんを呼んでくる、という気持ちを持たないといけないのではないだろうか。
第一、引退した親方衆が営業するより、現役力士が営業した方がずっとお客を呼べると思うが、どうか。
方法としては、本場所のチケットを、師匠経由で各力士が一定数買い取る。そして、部屋の親方や力士が、各自それをさばくのだ。
で、それぞれの販売実績を、番付編成上、多少加味するとかね。
まあ半分は冗談だけど、でも、連日満員の国技館をまた観たいよなあ。昔は毎日満員御礼だったんだもの。
4日目の土俵を録画で観ながら、妻とそんな話をした。
さて、今日の土俵からいくつか。
琴欧洲は豪風に二本入れられながら、何かされる前に強引に前に出たが、右上手はとったものの、左はおっつけただけであり、この人がいつも言われる「何であんなにあわてて出なければいけないのか」という相撲と、紙一重だった。決してほめられない内容。
白鵬は依然心配な内容。地力に差がある妙義龍に対して、差してつかまえることができない。物足りない内容の相撲が多いのは、今に始まったことではないが、今場所は特に観るべきものに乏しい。
今のところ、であってほしいが。
今のところ、であってほしいが。