新銘柄の発売でなく、既存の銘柄が名前を変えるというのは珍しいと感じた。それもマイルドセブンのような主力銘柄だし。
記事によると、背景は、日本国内は煙草離れが進んでいるため、海外での売上を拡大していくJTの方針にある。
海外では、煙草に「マイルド」という表記を使えないのだそうだ。健康障害の少なさを想起させる商品名が規制されており、海外においてマイルドセブンを売っていくにあたっての障害になっているからだという。
興味深く感じた。
マイルドセブンは、1977年に、セブンスターの系列商品として発売された。
名前が示す通り、既存のセブンスターよりは軽いことを売りにしたもので、35年前にも当時なりの健康志向があったことをうかがわせる。
(煙草である以上、そういう商品名はまかりならぬ、という海外での規制とのギャップは大きいにせよ)
(煙草である以上、そういう商品名はまかりならぬ、という海外での規制とのギャップは大きいにせよ)
当時、私は大学4年生。私も喫煙していて、この新商品を非常に期待を持って迎えたものだ。
以後、私の吸う主力銘柄の一つになった。
「MILD SEVEN」のMとS、Evolution(進化)のEとV、I(自社)と顧客のU(YOU)との絆を表現した、としている。
セブンスターはそのまま残るのかな?