naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

マイルドセブン改めメビウス

昨9日(木)の朝刊に、マイルドセブンが、来年2月から「メビウス」という名前に変わるとの記事が載った。

新銘柄の発売でなく、既存の銘柄が名前を変えるというのは珍しいと感じた。それもマイルドセブンのような主力銘柄だし。

記事によると、背景は、日本国内は煙草離れが進んでいるため、海外での売上を拡大していくJTの方針にある。

海外では、煙草に「マイルド」という表記を使えないのだそうだ。健康障害の少なさを想起させる商品名が規制されており、海外においてマイルドセブンを売っていくにあたっての障害になっているからだという。

興味深く感じた。

マイルドセブンは、1977年に、セブンスターの系列商品として発売された。

名前が示す通り、既存のセブンスターよりは軽いことを売りにしたもので、35年前にも当時なりの健康志向があったことをうかがわせる。
(煙草である以上、そういう商品名はまかりならぬ、という海外での規制とのギャップは大きいにせよ)

当時、私は大学4年生。私も喫煙していて、この新商品を非常に期待を持って迎えたものだ。

マイルドセブンの発売日、国立の大学通り国立駅から谷保方向に向かって歩いて行く途中、紀ノ国屋の少し先にある自動販売機で、「これがマイルドセブンか!」と思いながら買ったのをおぼえている。

以後、私の吸う主力銘柄の一つになった。

ところで、新しい銘柄名である「メビウス(MEVIUS)」。てっきり、「メビウスの輪」のメビウスからとったのかと思ったら違って、造語なのだそうだ。

「MILD SEVEN」のMとS、Evolution(進化)のEとV、I(自社)と顧客のU(YOU)との絆を表現した、としている。

セブンスターはそのまま残るのかな?