夕食時に、有馬記念の録画を観た。
ラストランのオルフェーヴル、どうかと思っていたが、あんな圧勝を見せてくれるとは。
3コーナーの手前からしかけていった。
早すぎるんじゃないか? これで持つのか? と思ったが、直線ではむしろさらに伸びた。
最後はムチを入れることもなく、有馬記念史上最大の8馬身差。
いやー、何という強さ。
レース後の池江師のインタビューでは、あまり状態がよくなかったとのこと。一番人気ながらも、スポニチの予想では、◎印が思いのほか集中しなかったのも、そういうことだったからなのかもしれないが、それでこのラストラン圧勝は、やはり稀有のキャラクター、タレントと言う他はないね。
これがラストランとは、やはり惜しい気がする。
ラストランの劇的勝利は、何と言っても1990年のオグリキャップだが、あれは予想外の復活走。
勝ちを期待されてその通り勝った点では、ディープインパクトと並ぶが、今日のこの勝ち方は、さらに印象が強い。歴史に残るレースと言えるだろう。
伝説がまた一つ増えた。
しかし、この強さを見せられると、2回の凱旋門賞での負けが、つくづく・・・。