発端は、先週のオケ練記事で、「弓を買うことにした」と書いたことに始まる。
不勉強にして、今回で既に58回目になるという、このイベントについては知らなかった。
せっかくいただいた情報なので、妻と二人で出かけた。
科学技術館。久しぶりだなあ。
子供の頃、何度か来た記憶がある。こういう音楽関係のイベントが行われているとは。
受付で入場料を払って、入場のタグを受け取る。このタグは3日間有効とのこと。
中に入る時に、持ってきた楽器はクロークに預ける。自分の楽器は持ち込めないルールらしい。
入ると、おびただしい出店ブースが並んでいる。
個人の出店、法人の出店。
各ブースには、楽器や弓がたくさん陳列されていて、試奏は自由とされている。
でもねえ・・・。
何か、名人のためのイベントっていう雰囲気で。
そこここで、ヴァイオリンやチェロを試奏している人がいるんだけど、どの人も、何か、「どうだ、聴いてくれ!」って感じで、堂々と自信たっぷりな様子で弾いてる。
私のような下々の者が来るようなところじゃない、みたいな(笑)。
楽器を手に取って弾いたら、そのブースの店員(?)につかまって、離してくれないんじゃないか、という恐怖もあるし。
妻も私も、楽器や弓を見るより、ついている値札を先に見たりして(爆)。
それでも、一つのブースに、ヴィオラがあったんで、おそるおそる構えて、「オルガン付」の2楽章冒頭他を弾かせてもらった。
何か、いい音だ。
でも、呼び止められるといけないので、早々に立ち去った(笑)。
そんなふうに歩いていたら、偶然、大学オケ仲間で、浦安にもエキストラで来てくれている、チェロのS氏と遭遇。
さて、弓を買う目的で来てみたものの、問題は、自分の楽器を持ち込めないことだ。
やっぱり、自分の楽器を使って、試奏してみたいのだが、それができない。
そこにある高級な楽器と合わせても、実際自分の楽器だったらどうなのか、わからない。
会場内をひとまわりしたところで、科学技術館を後にした。