昨28日(土)、会社の同僚のピアノの先生である鳥居大輔氏が、コンチェルトのソリストを務める演奏会を、妻と聴きに行った。
●ヌーベルバーグ2016 PART1
日 時 2016年5月28日(土) 18:00開場 18:30開演
会 場 東京・日暮里サニーホール
指 揮 スティーヴン・ドミニク・エレリ
管弦楽 東京国際芸術協会管弦楽団
曲 目 モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調第1楽章
ヴァイオリン 石川友梨
モーツァルト ピアノ協奏曲第21番ハ長調
ピアノ 日野萌華
シューマン ピアノ協奏曲イ短調第1楽章
ピアノ 馬場千尋
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」
ピアノ 鳥居大輔
会 場 東京・日暮里サニーホール
指 揮 スティーヴン・ドミニク・エレリ
管弦楽 東京国際芸術協会管弦楽団
曲 目 モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調第1楽章
ヴァイオリン 石川友梨
モーツァルト ピアノ協奏曲第21番ハ長調
ピアノ 日野萌華
シューマン ピアノ協奏曲イ短調第1楽章
ピアノ 馬場千尋
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」
ピアノ 鳥居大輔
会場の日暮里サニーホールは、日暮里駅近くのホテルラングウッドの中にある。
ホテルラングウッドは、かつて労働組合時代に、定期大会を始めとする会議でしばしば使った。ここに来るのは何年ぶりだろう。懐かしい。
ホテルの中にホールがあることは知っていたが、実際に演奏会を聴くのは初めてだ。
最初に、プログラムに掲載されていない、「フィガロの結婚」序曲を、オケだけで演奏。
とても上手なオケで驚いた。常設のオケではないと思われるが、メンバーはプロのようだ。
弦は、6・4・3・3・2。松本モーツァルト・オーケストラよりも小さい。
昨年の今頃は、浦安オケでこの曲を練習していた。
第2主題など、もう少しオケの側が寄り添って合わせてあげても、と思われるところがいくつかあった。
次に、モーツァルトのK467。これは全曲。
以後のピアノはスタインウェイ。
ソリストのピアノは堅実だった。
2楽章の弦のピツィカートが、誠にすばらしい響きだった。
2楽章、3楽章は、モーツァルトの転調の魅力を堪能した。
休憩後、指揮者へのインタビューがあった。ヨーロッパ各国で、「フィガロ」、「トスカ」、「ノルマ」など、オペラを中心に活動されているようだ。
最近、ドナウ川で泳いだというエピソードも紹介された。
そして、トリは、鳥居大輔氏の「エンペラー」。
1楽章の再現部や、3楽章の最後など、ソロとオケの齟齬がいくつかあった。指揮者がもう少しソリストを見てあげてもよかったように思った。
鳥居氏のソロは力演。ベートーヴェンのこのコンチェルトは、精神的に根気が要りそうで大変だと感じた。
こういう演奏会なので当然だろうが、アンコールはなし。
帰り、東京駅グランアージュの餃子舗珉珉に立ち寄って、演奏会の感想を語り合った。