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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

炭火焙煎珈琲 PIANO FORTE

昨16日(土)は、健康診断で上京。夕方、妻と落ち合って、竹橋の如水会館で夕食をとることを決めていた。

妻からの提案で、竹橋に行く前に、神保町の炭火焙煎珈琲「PIANO FORTE」に立ち寄ることにした。

先日、日本橋丸善で買った、「東京CLASSIC地図」に、東京の名曲喫茶がたくさん載っていたが、「PIANO FORTE」は、その一つである。

同書を読んだ妻が、竹橋に近い名曲喫茶があるから、まずそこに行こう、と言う。

「PIANO FORTE」で落ち合うことにした。

秋葉原タワレコを出た私は、岩本町から都営地下鉄新宿線に乗り、古書街として名高い神保町へ。

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地図を頼りに、少々迷ったが、何とか店をさがしあてた。

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中に入ると、4人がけのテーブルが4つ、2人がけのテーブルが1つ。左手にカウンターがあった。

そう大きな店ではない。

4人がけのテーブルの内3つには、既に先客が座っており、空いている奥から2番目の4人がけテーブルに座った。

奥に、背の高いスピーカーに挟まれる形で、映像モニターが設置されていて、先日、NHKのEテレで放映された、チック・コリア小曽根真の、モーツァルトの2台ピアノのコンチェルトの1楽章が映っていた。5月のN響の定期公演だ。

メニューには色々書かれていたが、ベーシックなところで、炭火焙煎珈琲を注文。

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名曲喫茶。本当に久しぶりだ。

大きな声を出したりしちゃいけないような気がして、ちょっと緊張する。

でも、しばらく座っていると、他のテーブルの客は、普通に会話をしているし、店主がコーヒー豆を挽いたり、食器を洗ったりする音もするので、気持ちがほぐれた。

店内を少し見まわす。カウンターの壁には、木枠に納められた、ケルテス=ウィーン・フィルの「新世界」のLPレコードがかけられている。

店内のそこここに、CDが積み上げられ、LPレコードが立てかけられている。

カウンターの下、床に無造作に立てかけられたLPレコードの、一番手前には、カルロス・クライバーの「魔弾の射手」全曲盤、ビルスマの無伴奏チェロ組曲が見えた。

モーツァルトの3楽章、カデンツァの途中で、妻が到着。

モーツァルトの後は、同じ演奏会のメインとして演奏された、「エニグマ変奏曲」。この曲は、2001年に浦安オケも演奏している。ヴィオラのソロが2カ所出てくる。

妻と、その時の話などをした後、店を出た。

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    すてきな本~「東京CLASSIC地図」
       http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/65371998.html
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