昨16日(土)は、健康診断で上京。夕方、妻と落ち合って、竹橋の如水会館で夕食をとることを決めていた。
妻からの提案で、竹橋に行く前に、神保町の炭火焙煎珈琲「PIANO FORTE」に立ち寄ることにした。
同書を読んだ妻が、竹橋に近い名曲喫茶があるから、まずそこに行こう、と言う。
「PIANO FORTE」で落ち合うことにした。
地図を頼りに、少々迷ったが、何とか店をさがしあてた。
中に入ると、4人がけのテーブルが4つ、2人がけのテーブルが1つ。左手にカウンターがあった。
そう大きな店ではない。
4人がけのテーブルの内3つには、既に先客が座っており、空いている奥から2番目の4人がけテーブルに座った。
奥に、背の高いスピーカーに挟まれる形で、映像モニターが設置されていて、先日、NHKのEテレで放映された、チック・コリアと小曽根真の、モーツァルトの2台ピアノのコンチェルトの1楽章が映っていた。5月のN響の定期公演だ。
メニューには色々書かれていたが、ベーシックなところで、炭火焙煎珈琲を注文。
名曲喫茶。本当に久しぶりだ。
大きな声を出したりしちゃいけないような気がして、ちょっと緊張する。
でも、しばらく座っていると、他のテーブルの客は、普通に会話をしているし、店主がコーヒー豆を挽いたり、食器を洗ったりする音もするので、気持ちがほぐれた。
店内を少し見まわす。カウンターの壁には、木枠に納められた、ケルテス=ウィーン・フィルの「新世界」のLPレコードがかけられている。
店内のそこここに、CDが積み上げられ、LPレコードが立てかけられている。
妻と、その時の話などをした後、店を出た。