naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番前日GP。体調は大丈夫!

日 時 : 2017年6月3日(土) 14:00~19:00
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者K先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ブルッフ(1~3楽章)、ワーグナー、アンコール曲、シベリウス(1~4楽章)
弦人数 : 12・11・10・7・6(ブルッフ)、14・13・12・11・7(その他)
弓の毛 : 無事。ツラ相撲にはならず。

本番前日のGP。個人的には、体調不良で先週の練習を欠席、いまだ回復万全でない中、懸念を抱えての参加であった。

13:00集合。舞台セッティング。椅子や譜面台を並べる作業に参加できることがありがたく、嬉しい。1週間前の今頃は、ただただ寝ているしかなかったのだから。

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ステージが整った後、皆でホワイエに移動して、プログラム冊子にチラシはさみ。

今回は、依頼団体がとても多かった。

団員総出で挟み込みを行う。

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その中に、自分たちのオケの、次回、11月の演奏会のチラシもある(もう制作しているのだ)。

練習開始に向けて楽器ケースを開けると、A線が切れていた。いつの間に? 急ぎ交換。

GPは、まず、中プロのブルッフのヴァイオリン・コンチェルト1番から。ソリストとの合わせ。

1楽章から、楽章順に練習した。

本番のホールで、ソリストのKさんも、色々やりたいことがあるようだ。ついて行くのが大変な場面も。

でも、ソロをよく聴いてつけていくのも、オケにとって練習になるし、コンチェルトの楽しさでもある。

最初の練習曲であるブルッフを弾きながら、「大丈夫そうだ!」と自覚することができた。自分の体調のことである。

1週間前の今頃、会社に行くのがしんどく、予定されていた出張はとても無理、という状態だった。オケ練も、行かねばと思いつつも、やはり家から新浦安まで行くのが、正直難しかった。

それに比べて、今日は。

直前までの咳や鼻水も出ず、身体の中に力がみなぎっているのがよくわかった。

大丈夫そうだ。今日明日、乗り切れる。ほっとした。

体調面の問題がないとすると、しかし、つまり、技術面の問題だけということになる(笑)。

それはそれで大変・・・。

コンチェルトの合わせが終わり、休憩の後、ワーグナーの「マイスタージンガー」1幕前奏曲

「よほどのことがない限り、止めません」と、K先生。しかし、始まって数小節で止まり(笑)、結局は、細かい返し練習となった。

この「マイスタージンガー」、最後から2小節前は、bisで演奏する。オペラの終わりのやり方だ。

レコード録音では、一般的なこのやり方だが、不思議に、自分で演奏するとなると、珍しい。

大学オケ以来、相当な回数を弾いてきているが、ほとんどが楽譜通りの演奏だった。唯一の例外は、1975年の大学オケ演奏旅行で、静岡大学のオケと合同演奏した時だけだ。この演奏旅行では、自分たちのオケ単独で演奏する時は、楽譜通りだった。

19歳の時以来、2回目のbis演奏だ。個人的には、こちらの方が実は好き。

続いて、アンコール曲を練習。

アンコール曲は、恒例により、本番前には内緒にしているが、さて何でしょう。

ワーグナーブルッフシベリウス。作曲家つながりは、ない。

当てるのは難しいと思うな。普通、これを持ってくる? という曲だと思う。

敷いて言うと、シベ2と、ニ長調つながり。

もう1つヒントがあるけど、伏せます。

再度休憩の後、シベリウスの2番。

1楽章から楽章順に、2楽章の後に休憩をはさみつつ、2時間余り、みっちり練習した。

メインだけに、密度の濃い練習だった。

先週、練習を休んでいるだけに、このGPでは、まず遅れを取り戻すこと、そして、本番に向けて、できれば多少の上積みをしたいと思って、今日のGPに臨んだ。

懸念していた体調面は大丈夫だった。

また、そうした演奏面についても、長時間のGPを通じて、自分なりには、遅れを取り戻し、一定の手応えを得ることができた。

正直、ここまで弾けるとは思っていなかった。案外、事前の緊張感がプラスに働いたのかもしれない。

明日の本番も、気を緩めずに、最後まで緊張感を持って、最善を尽くしたいと思う。

帰り、バス待ちの夕空。気持ちのいい空だった。

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※練習往復に聴いた音楽
    モーツァルト ハフナー、リンツプラハ
       カラヤンベルリン・フィル(1976~1977年録音、1977年録音。1977年録音)
    ブラームス ドイツ・レクイエム
       ジュリーニウィーン・フィル