日 時 : 2017年6月3日(土) 14:00~19:00
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者K先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ブルッフ(1~3楽章)、ワーグナー、アンコール曲、シベリウス(1~4楽章)
弦人数 : 12・11・10・7・6(ブルッフ)、14・13・12・11・7(その他)
弓の毛 : 無事。ツラ相撲にはならず。
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者K先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ブルッフ(1~3楽章)、ワーグナー、アンコール曲、シベリウス(1~4楽章)
弦人数 : 12・11・10・7・6(ブルッフ)、14・13・12・11・7(その他)
弓の毛 : 無事。ツラ相撲にはならず。
本番前日のGP。個人的には、体調不良で先週の練習を欠席、いまだ回復万全でない中、懸念を抱えての参加であった。
13:00集合。舞台セッティング。椅子や譜面台を並べる作業に参加できることがありがたく、嬉しい。1週間前の今頃は、ただただ寝ているしかなかったのだから。

ステージが整った後、皆でホワイエに移動して、プログラム冊子にチラシはさみ。
今回は、依頼団体がとても多かった。
団員総出で挟み込みを行う。


その中に、自分たちのオケの、次回、11月の演奏会のチラシもある(もう制作しているのだ)。
練習開始に向けて楽器ケースを開けると、A線が切れていた。いつの間に? 急ぎ交換。
1楽章から、楽章順に練習した。
本番のホールで、ソリストのKさんも、色々やりたいことがあるようだ。ついて行くのが大変な場面も。
でも、ソロをよく聴いてつけていくのも、オケにとって練習になるし、コンチェルトの楽しさでもある。
最初の練習曲であるブルッフを弾きながら、「大丈夫そうだ!」と自覚することができた。自分の体調のことである。
1週間前の今頃、会社に行くのがしんどく、予定されていた出張はとても無理、という状態だった。オケ練も、行かねばと思いつつも、やはり家から新浦安まで行くのが、正直難しかった。
それに比べて、今日は。
直前までの咳や鼻水も出ず、身体の中に力がみなぎっているのがよくわかった。
大丈夫そうだ。今日明日、乗り切れる。ほっとした。
体調面の問題がないとすると、しかし、つまり、技術面の問題だけということになる(笑)。
それはそれで大変・・・。
「よほどのことがない限り、止めません」と、K先生。しかし、始まって数小節で止まり(笑)、結局は、細かい返し練習となった。
この「マイスタージンガー」、最後から2小節前は、bisで演奏する。オペラの終わりのやり方だ。
レコード録音では、一般的なこのやり方だが、不思議に、自分で演奏するとなると、珍しい。
大学オケ以来、相当な回数を弾いてきているが、ほとんどが楽譜通りの演奏だった。唯一の例外は、1975年の大学オケ演奏旅行で、静岡大学のオケと合同演奏した時だけだ。この演奏旅行では、自分たちのオケ単独で演奏する時は、楽譜通りだった。
19歳の時以来、2回目のbis演奏だ。個人的には、こちらの方が実は好き。
続いて、アンコール曲を練習。
アンコール曲は、恒例により、本番前には内緒にしているが、さて何でしょう。
当てるのは難しいと思うな。普通、これを持ってくる? という曲だと思う。
敷いて言うと、シベ2と、ニ長調つながり。
もう1つヒントがあるけど、伏せます。
再度休憩の後、シベリウスの2番。
1楽章から楽章順に、2楽章の後に休憩をはさみつつ、2時間余り、みっちり練習した。
メインだけに、密度の濃い練習だった。
先週、練習を休んでいるだけに、このGPでは、まず遅れを取り戻すこと、そして、本番に向けて、できれば多少の上積みをしたいと思って、今日のGPに臨んだ。
懸念していた体調面は大丈夫だった。
また、そうした演奏面についても、長時間のGPを通じて、自分なりには、遅れを取り戻し、一定の手応えを得ることができた。
正直、ここまで弾けるとは思っていなかった。案外、事前の緊張感がプラスに働いたのかもしれない。
明日の本番も、気を緩めずに、最後まで緊張感を持って、最善を尽くしたいと思う。
帰り、バス待ちの夕空。気持ちのいい空だった。

