上中里駅。
この駅で下りるのは初めてではないかと思う。
滝野川会館まではそんなに遠くはなかった。楽器を持った人が何人か前を歩いて行くので、就いて行って到着。
当然だが、知らない人ばかりだ。初めての団体におそるおそる顔を出すのはいつ以来だろう。2014年の松本モーツァルト・オーケストラが最後かな。
大ホールという部屋に入る。マウントあさまのワークショップで使っている佐久市交流文化館浅科の穂の香ホールに似た感じがする。
T氏、N氏がいたので挨拶。
(今回は流れで裏を弾いたが、シベ7のA’は表を弾きたいからやっぱり表がいいな)
その内、トップのSさんが来られたのでご挨拶。Sさんは仙台在住とのこと。マーラーの欠落ページのプリントが間に合ったということでいただく。
練習開始 諸連絡
13時半頃、練習開始。
周囲を見渡すと、T氏から聞いていたが、若い人が多い。特に弦は大多数が20代、せいぜい30代そこそこに見える。管も若いが、こちらにはおじさんと呼べそうな世代の人も少なくない。
T氏はこのオケで最年長と聞いていた。となると1つ下の私はナンバーツーだ。
(後の休憩時、席を立ってホール内で写真を撮っていたら、女性のメンバーの方が近づいてきて「ここの会場の方ですか」と聞いてこられた。何か会館側に用事があったのだろう。つまり、私はこのオケではそう間違われるような年代なのだ)
(後の休憩時、席を立ってホール内で写真を撮っていたら、女性のメンバーの方が近づいてきて「ここの会場の方ですか」と聞いてこられた。何か会館側に用事があったのだろう。つまり、私はこのオケではそう間違われるような年代なのだ)
まず、団長のT氏から挨拶(T氏が団長であると初めて知った)。
新型コロナウイルス感染防止対策のペーパーが配られ、内容の説明。このペーパーは、先の浦安オケの定期演奏会の時に、私が素案を作り、実行委員会で議論して完成させた内容を、実行委員の一人でもあったT氏が汎用化したもの。
何よりも無理をして練習に参加しないこと、マスクを着けない対面の会話が最も危ないことが強調された。
次に、副団長で演奏会のマネジメント・プロデュース担当のI氏。
コロナ禍の中にあって、まだメンバーが確定できていないので、弦は追加募集中。知り合いに声をかけてほしいとの話があった。
(後日MLに流れたメールによると、12型想定で、ヴィオラは現状の5人にあと2人ほしいそうだ)
(後日MLに流れたメールによると、12型想定で、ヴィオラは現状の5人にあと2人ほしいそうだ)
調布市グリーンホールの定員は約1,300人。ホール側は定員の入場を可としているが、団としては600人程度を想定し、チケットの管理を行いたいとのことだった。
そして、指揮の篠﨑先生からのお話。
このオーケストラについての説明から始まった。初めてのメンバーも少なくないということだろうか。
篠﨑先生とT氏とは、もともと高田馬場管絃楽団でつきあいがあり、新しいオーケストラを作ろうという話が持ち上がって、先生がこれまで指導されたババカン、青山学院大学のオケ、京都大学のオケのメンバーを集めてスタートしたのだそうだ。
第1回の演奏会が行われたのが、2019年10月。
2回目を今年の5月に予定していたが、コロナのために延期となり、その時予定していた曲目で今回再始動とのこと。
感染防止対策については、先生も重要視しておられ、間隔を測っての椅子の配置、練習中の定期的な換気等を行うとおっしゃった。
(後日の先生からのメールによると、弦楽器はもっと人数がほしいが、ソーシャルディスタンスの観点からは12型がギリギリとのこと)
(後日の先生からのメールによると、弦楽器はもっと人数がほしいが、ソーシャルディスタンスの観点からは12型がギリギリとのこと)
先生のお考えとして、このコロナは、ある日突然パッと消えて元の状態に戻るということはないだろう、そんな中では「どうやったら音楽ができるか」をまず考え、そのための対策を万全にとったら、後はコロナを忘れて音楽に専念したい、とのことだった。前向きなお考えには共鳴するところがあった。