12日(火)は、A社(西新宿)、B社(三軒茶屋)両方の業務。出社はせずに外で動いた。
まず朝は、京橋にある前の会社の本社へ。A社業務である。
京葉線を使って八丁堀からかつての通勤路を通って行く。懐かしい。
A社同僚の監査役と落ち合って受付に行き、A社の非常勤監査役を務める経理部長と3人で、ある件についての打合せをした。
2時間弱。実りのある打合せができた。
私は午後からB社の横浜の営業所にまわることになっており、1人で東京駅に向かった。
B社のこの営業所には初めて行くのだが、市営地下鉄のセンター南駅が最寄りと聞いていた。
東京駅から東海道線で横浜まで移動し、地下鉄に乗り換える。
A社業務では、先刻の打合せとは別件の、急ぎで読まなければならない会議資料がある。これを移動の車中で読んだが、100ページを超えるボリュームで、読み切れぬままセンター南に着いてしまった。
駅前で営業所長と落ち合うことになっていたが、待ち合わせ時刻まで30分ほどしかない。とりあえずどこかで昼食を、とざっとあたりを見渡して、目に止まったケンタッキーフライドチキンに入った。
慌ただしく食べた後、無事に営業所長と落ち合い、営業所に移動。
この日の用務は、営業所の従業員7人との個別面談だった。
営業所には面談に適した場所がないため、近くの商業施設の中の一角で面談を行った。
1人の面談には30分から1時間かかるので、7人の面談が終わったのは19時過ぎになった。
表に出ると雨が降っている。
横浜からは千葉行きの横須賀線=総武快速に乗って帰ることにしており、電車が来たので乗り込んだ。
さてさて何よりも会議資料の続きを最後まで読み、必要に応じて帰宅後に関係者にメールをしなければならない。
座るが早いか資料を取り出して読み始めた。
しばらくしてふと顔を上げると、「籠原行き」という表示が目に入った。
え? 千葉行きじゃないの?
籠原行き?
どうやら同じホームに先に来た湘南新宿ラインの電車に乗ってしまったらしい、と気づいた。
「次は大崎」とも表示されたので、慌てて書類をしまって席を立ち、大崎で下りた。
いやー、危なかった。気がつかずにいたら、きっと川越だとかそっちの方に行ってしまっていたんだろう。
同じホームに全然違う路線の電車が来る場合があるけど、気をつけないといけないな。
(以前も、渋谷から千葉に向かう電車を待っていて、先に同じホームに来た電車にうっかり乗ったら神奈川の方へ向かって走り出し、武蔵小杉で折り返したことがあった)
大崎から品川まで山手線で移動し、佐倉行きの快速に乗り直した。
中断していた会議資料は何とか車中で読み終えることができた。
帰宅は21時半をまわった。乗り間違えによるロスは15分程度だったから、傷は浅かった。つくづく大崎の手前で気がついてよかった。
遅い時間だったが、まずは夕食をとり、翌日からの岐阜出張の支度をした。