22日(土)、市原市楽友協会オーケストラの練習に今季初参加。
今回は、7月の「市原で聴く名曲コンサート」への参加をお誘いいただいた。練習参加が思わしくないので辞退したのだが、メンバーの集まりが悪く、再考を求められ、参加することにした。
市原市楽友協会は、オーケストラと合唱団によって組織されており、山本康童先生の指揮で合唱付きの演奏会と、吉田悟先生の指揮によるオーケストラ単独の演奏会を行っている。
合唱団には市原市在住の従兄が在籍していて、同じ舞台に立つことができる。
これまで、山本先生の演奏会では、2006年、ハイドン「天地創造」、2013年、バッハ「ロ短調ミサ」、2017年、ブラームス「ドイツ・レクイエム」に参加した。
また、吉田先生の演奏会では、2008年、モーツァルト「ジュピター」、ムソルグスキー=ラヴェル「展覧会の絵」、2015年、チャイコフスキー「くるみ割り人形」、ベートーヴェン「田園」に参加した。
しばしばお誘いをいただくのだが、浦安その他の練習日程と合わないことが多く、そのたび辞退してきたので、今回は、2017年のドイツ・レクイエム以来、5年半近くのご無沙汰の末となる。
今回の演奏曲目は、本編6曲、アンコール1曲。
ベルリオーズ ラコッツィ行進曲
ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」序曲
ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から「愛の死」
チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ワーグナー以外は過去に演奏経験がある。その点はちょっとありがたい。
練習場所は、八幡宿にある市原青少年会館。
八幡宿駅を下りて西へ歩いて行く途中、飯香岡八幡宮がある。
ここを過ぎてしばらく行くと、市原青少年会館がある。
久しぶりだなー。
2階の音楽室へ。
練習時間は18:30~20:40。早めに着いたので、しばらくさらう。
以前はヴィオラは中だったが、今回は外配置。
トップのOさんからは、2プルトの裏に座るように言われている。そんなに前じゃなくていいんだけど・・・。
久しぶりにお邪魔したが、この間メンバーの入れ替わりがあったのか、こちらが忘れてしまったのか、見覚えのある顔がそう多くない。そんな中で、コンミスのOさんや、フルートの方々のように以前もご一緒した人が目に入ると嬉しい。
この日のヴィオラはOさんと2人だけだった。
久しぶりにお目にかかる吉田先生の指導で合奏が始まった。
3月に、うらやすシンフォニエッタで弦楽合奏はやっているが、オケで弾くのは昨年11月の浦安オケの本番以来、5ヶ月ぶりのことだ。
ベルリオーズから。一度通してから、部分的な返し練習。
続いてヴェルディ。
ヴェルディはやっぱり劇場的感興があって弾き甲斐がある。
休憩の後、チャイコフスキー。
久しぶりに弾いたが、細かい音符が大変だし、やっぱり疲れる曲だ。
アンコール曲も練習する予定だったが、時間がなくなり見送られた。
吉田先生から、今回の選曲について、「調性が表すもの」の観点からお話があった。例えば、Ddurは、ベートーヴェンの「第九」(市原市楽友協会では今年の暮れに演奏する)のように「歓喜」。
今回の演奏曲では、「トリスタンとイゾルデ」、「ロメオとジュリエット」とも、Hdurで終わる。これは、悲劇のカップルが天上で結ばれることを示しているのだそうだ。ちなみに「白鳥の湖」も同じ。
アンコール曲は、それを受けた選曲になっているとのお話もあった。
来週は練習自体がお休み。その次は都合で欠席なので、次に行くのは5月14日(日)になる。