22日(金)、明治座で行われた「明治座落語会~桂文枝傘寿を祝う会」に行ってきた。
東京駅に着いて、どこかで昼食をという話になり、以前から妻が一度行きたいと言っていた泰興楼に向かった。
入ったのは11時半前。まだ空いていたが、平日のランチ時のため、あっという間に混んだ。
ヤキギョウザセット。
餃子は4個と6個があるが、この大きさなので4個で充分。全長12センチ。
妻が完食できず、5個食べることになった。
明治座到着。
日 時 2023年12月22日(金) 13:00開演
会 場 明治座
桂 米助 落語禁止法
三遊亭小遊三 引っ越しの夢
春風亭小朝 扇の的
桂 文枝 宿題
我々の席は、1階3列9番10番。
緞帳のこの絵は本来の緞帳に映写機で映し出されたもので、人物などは動いている。
第1幕、最初は春風亭一之輔。聞いたおぼえのある古典落語。子供を連れて天神様にお詣りに来た父親の話。
桂米助。こちらは創作落語だと思う。落語が禁じられて地下にもぐる話。
三遊亭小遊三。古典だと思う。
30分の休憩の後、第2幕。
おぼん・こぼんの漫才。
そして最後は傘寿、桂文枝。文枝師匠と私は誕生日が一緒である。かに座。
黄色い着物で登場。還暦は赤だが傘寿は黄色とされているのだそうだ。
子供の算数の宿題をテーマにした創作落語。
場内の反応は、後になるほど盛大だったが、これはだんだん噺が面白くなったということでなく、客席が次第に温まっていったというかなじんでいったからだろう。
ただ、文枝師匠の噺は、確かにめっぽう面白かった。
それにしても、落語の世界は、古典の作品と、それぞれの落語家の新作がこうして共存している。
クラシックの世界では、現代音楽はこれよりは別枠になっているように思う。
緞帳が下りて終演。カーテンコールはなかった。
出口に演目が掲示されていた。
浜町から日本橋に移動して、丸善に立ち寄り、来年のカレンダーをいくつか買って帰った。
20日(水)、21日(木)と、会社関係の飲み会があったので、私は3日連続で東京へ出た形。在職中は毎日行くのが当たり前だった東京だが、今、3日続けて電車に乗ること自体珍しい。