3月29日(金)、「ブギウギ」最終回。
引退コンサートの描写が中心。旧知の人たちが、楽屋を尋ね、客席に並ぶのは、まあそうだろうな、という描き方。
そんな中、私には、客席の茨田(りつ子)さんがよかったなー。2回映った。せりふ1つなく、表情だけで思いを表現した菊地凛子。
羽鳥善一作品を全部歌ったと(ナレーションで)言われたこのコンサート、ドラマ上では「東京ブギウギ」が歌われた。
ジャズバラード風のスタートから、ピアノを弾く羽鳥の「スリー、トゥー、ワン、ゼロ」で原曲のブギにはじける流れはとてもよかった。
この曲での趣里の歌唱は、別録りでない生歌、バンドも生演奏だったのだそうだ。
指揮は羽鳥でなく、音楽を担当した服部隆之氏。ほんのちょっとしか映らなかったが、マジな指揮だったのだろう。
ステージにひざまずくスズ子に、山口百恵を思い出したのは私だけではなかろう。
コンサートの後のラストシーンは、福来家での(たぶん)朝食シーン。
ここで最後に「おわり」の文字が出ないままだったことが話題になっている。確かに珍しいことのような気がする。これからまた「日常」が続いていくことを示したものだろうか。
「東京ブギウギ」と、主題歌「ハッピー☆ブギ」の映像を貼っておく。