naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

「ながらの春 室内楽の和音楽祭」室内楽セミナー <3日目:2024.4.12>

室内楽セミナー3日目、12日(金)。

 

前日まででレッスン4コマの内3コマが終わり、この日15:45からのベートーヴェン2回目を残すだけになった。

それ以外は基本的に、翌日の最終日午前の成果発表会に向けての個人練習だ。

 

朝食後、とりあえず基礎練をしばらくやってから、9時前、レッスン場に向かう。3日目は雨となった。

この日のレッスンは、初日と同様、個人参加者は管理事務所ロビー、Tグループは2階会議室。日中はその形だが、管理事務所は17時で閉館となるので、夜は前日と同じ、個人参加者が会議室、Tグループはコテージに戻る。

開講にあたっての連絡事項はなく、すぐレッスンが始まったので、退出してコテージに戻った。

 

ベートーヴェンをさらう。前日の練習で直されたところを中心に練習した。
当初は、10:45からのTグループのレッスン(西野先生指導)を聴講しようと思っていたのだが、やはり個人練習の時間が惜しいので見送った。

 

この日は単独行動なので、昼食は、前日のように混み合う前にと思い、練習を中断して、ながら太陽ファームキッチンに向かった。
早めに行ったのが幸いし、すぐに入れた。

 

入口のメニュー看板に、「日替りパスタ」というのがある。それと別の「長柄ダムカレー」というのも食べてみたかったが、気分的にはパスタ。
写真には、和風ナポリタン、塩麹ペペロンチーノ、ボロネーゼの3種類がある。だた、どれが今日のパスタなのかがわからない。券売機にもその表示がない。食券を買って、食べたい順番を決めて席に着き、店員さんに食券を出したら「パスタは、ナポリタンとペペロンチーノとボロネーゼがありますが」、とおっしゃる。へ? 日替わりじゃないの? と思いつつ、それならと頭の中にあった1位を注文した。

 

長生きみその和風ナポリタン。味噌汁は別注文。

 

12:15頃から練習再開。引き続きベートーヴェンをさらう。

 

15時過ぎ切り上げて、レッスン場、管理事務所ロビーへ。
チェロHさんが、モーツァルトK421の2回目のレッスンの最中。

 

15:45、いよいよこのセミナー最後のレッスンだ。ベートーヴェンの2回目。

この楽章に3回出てくる、オクターブの和音の連打について、大友先生から弓の使い方の指導を受けた。弓は手で持って腕で動かすものでなく、力を抜いて弓が自然に弦に落ちるイメージ。また、上空から弓をぶつけてそこから音をふくらませるように弾いているが、そうではなく、弓は弦に置いておいて音を出すこと。和音連打にあたってはすばやく弓を戻して弦に置き直すタイミングをおぼえるように言われた。
やってみましょう、ということになったが、何とかできたようで先生方にほめていただけた。

 

最後のレッスンが終わった。

4回のレッスンは、回を重ねていく内に、緊張もほぐれ、ものおじすることなく弾けた。現実の出来はともかくとして、レッスン中のメンタリティとしては良かったと思う。

(うらやすシンフォニエッタの練習過程で、先生方とは多少の言葉を交わしてきていたことも大きかったと思う)

再三思ったことだが、先生方に混じって弾くのは、これほどの安心感はない、という世界だ。しかも私のレベルに合わせて、ためになることを色々教えていただけるのだから、こんなにありがたいことはない。

光栄、という気持ちは終始消えることがなかった。

他の受講生の目が恥ずかしい、などと思ってはいけないと感じた。

 

翌日の成果発表会の演奏順についてまだ公式に発表がなかったので、レッスン終わりに先生方に質問した。

先に出されたフライヤーの曲順のままとのお答えだった。つまり、時代順。
となると、本番は、私のハイドンが一番最初になる。

そうなんだ。そこが気になっていたので質問したのだが、やっぱりそうか。

 

その後、ちょっと2階の会議室に立ち寄ってみた。吉田先生の指導で、Tグループがレッスンを受けている最後だけ聴くことができた。チャイコフスキーの1番。

音大生4人なので、受講者だけの演奏とは言え、もちろんとても上手だ。それでも、先生方からすれば、このレベルの人たちにも欠けているもの、教えなければならないことはたくさんあるのだろう。このグループがどういうレッスンを受けているのか、聴講したかった。個人練習優先で、その機会を逃したのは少し残念だった。

 

一旦コテージに戻り、レッスン内容の復習。

その後またレッスン場、2階会議室に戻った。


花散らしの雨だ。

 

ヴァイオリンYさんのシューベルト「死と乙女」1楽章(セカンドヴァイオリン)の途中から入り、ヴァイオリンIさんのベートーヴェン1番の2楽章(ファーストヴァイオリン)のレッスンまで聴講した。

 

その後、お弁当。まだテーブルを並べてみんなで。ヴァイオリンのKさん、Iさんと話しながら食べた。

 

夜のレッスンは聴講せず、コテージに戻ってこの日最後の個人練習。

 

夜桜。

 

部屋に戻って、ベートーヴェンハイドンを、それぞれ通す程度にさらった。

 

もしかして、またビールが配られるのか? 前夜、吉田先生が来られた時には、予想もしていなかったので、既にパジャマ姿だった(恥)。

一応着替えずに待機(笑)したが、バーベキュー残りのビールは前夜の内に飲み尽くされたようだった。

この施設には、アルコールの自動販売機がなく、また近隣にコンビニなどもない。

おとなしく寝ました。