naokichiオムニバス

66歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

蕎麦かうどんか

蕎麦かうどんか?

私は断然蕎麦。
高松の人は、毎日うどんを食べるそうだが、私は蕎麦なら毎日でもOK。

ふりかえると、子供の頃からある時期までは、うどん派だったような記憶がある。
蕎麦に傾いたのは、社会人になってからだと思う。

学生時代のオケの親友でMというヴァイオリン弾きがいて、卒業後は出身の長野で就職した。
以後、独身の間は、毎年1回、泊まりがけでMの実家に遊びに行っていたのだが、その時に、本場信州の蕎麦を食べて感激した。
このあたりがきっかけだったかもしれない。

日本人に生まれた幸せを感じる一つが蕎麦である。
蕎麦食わずして何の人生か、と思ったりする。

蕎麦屋で食事をしている客は、まあ大体ある年齢以上だが、ごくたまに、茶髪にピアスといったロックンロール系のカップルが入ってきて、なめこそばか何かを注文したりするのを見ることがある。
そんな時、おじさんとしては、「そうかそうか、君たち、蕎麦の味がわかるのか。若いのに感心だねえ。うん、日本の将来も捨てたものではないな」などと感激してしまう。
感激のあまり彼らのテーブルに歩み寄って、彼らの肩をたたき、「これからも蕎麦を食ってくれよ。お勘定はまかしときな」と声をかけたりもする(ウソです)。

しかし、世の中には、蕎麦アレルギーの体質の方もおられる。
今いるオケでお世話になっている弦インペク、ヴァイオリンのNさんは、以前仲間たちで一緒に蕎麦屋に行った時に「あたし蕎麦アレルギーなんです」と、うどんを食べていた。
その時はさして気にも止めなかったのだが、その後聞いた話では、蕎麦アレルギーというのは、軽く考えてはいけないもので、場合によっては命にかかわることもあるのだそうだ。
そう言えば、蕎麦屋の店先にも、「蕎麦アレルギーのお客様はお申し出下さい」みたいな貼り紙を見ることがある。

蕎麦アレルギーの方にとっては深刻な問題なのだと思う。
単なる食べ物の好き嫌い程度にとらえてはいけないのだ。
蕎麦が嫌いで食べたくない、というのと、食べたくても食べられない(食べてはいけない)というのは、大違いなのだ。
これはわきまえないといけないと思った。

私自身は、今のところそうした体質ではないことを感謝しつつ、ありがたく蕎麦を今後も食べていこうと思う。

最後に一つ。
蕎麦を食う楽しみは、最後の蕎麦湯にあると思っている。
だから、私は基本的にはつゆ蕎麦よりはセイロ系。