naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

慶祝

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   (写真)日本橋高島屋




紀子妃、親王ご出産。
ともかくもおめでたいことだ。

当分、テレビ、新聞始めマスコミでは、皇室のこれからについて、あれこれ報じられることだろう。
下世話なレベルの話も含めて、一個人としては楽しみだ。

ところで今回、男児出生ということで、去年の今ごろ騒がしかった皇室典範の問題は、これで当分先送りとの見解が、あちこちから出ているが、そうならそうとはっきりしないと困ったことになるのではないか。

端的な話、今度生まれた親王に、「あなたは、いずれ伯父と父が亡くなれば天皇になるのだ」と言って聞かせながら育てていいのだろうか。
その前に近い将来、女性天皇を認める皇室典範の話が出てくれば、「いや、実は皇室典範が変わって、あなたでなく、従姉の愛子内親王が将来は天皇になることになった」と言わなければならなくなる。

これは、一方の愛子さまについても同じであって、育てる過程で、自分世代で天皇を嗣ぐのが自分なのか、従弟の親王であるのか、はっきりさせてあげないといけないのではないか。

今回のご出産は、皇太子、秋篠宮殿下の次の世代に男児が確保された、という意味での意義は大きい。
だから、更にその次の世代が問題になるまで、30年くらいは、皇室典範にはさわらなくてもいいという見解も出てくる訳だが、そうであれば、それをはっきりしておかないと、少なくとも、愛子さまと今回生まれた親王にとっては、すわりの悪い話になると思う。
愛子さまの下に弟君がいれば、問題にはならないことなのだが。

個人的には、次の世代以降、かならず男児が出生する保証がない以上、一世代問題を先送りするのでなく、今の時期に皇室典範問題の議論を決着させておくのが望ましいように思う。