naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

では「レコード芸術」にいくらつぎこんだか

私がクラシック音楽を聴き始めたのは、71年の秋、高校1年の時だった。

レコード芸術」を初めて買ったのが、72年の1月号。

「読者のページ」の交換コーナーで、68年1月号からのバックナンバーを譲ってもらったのが、大学入学直前。

自分の家と実家をあわせると、68年以降の全号が揃っている。
(「レコ芸」の創刊は52年ということだそうで、私が生まれる前なので、さすがに、「ビッグ・コミック・スピリッツ」のように、創刊号以来全部買ったというわけにはいかない)

さて、「レコ芸」にはいくらつぎこんできたのか。

バックナンバーは除外して、72年1月号からカウントすると、切りのいい、今年の12月号までで、
   12冊×37年=444冊
買った(買う)ことになる。

72年当時の定価が350円。現在の定価が税込1,250円。
間をとって、1冊800円で計算すると、

   800×444=355,200円

となる。

前の記事で試算した、スピリッツと、どっこいどっこいなんだ。
そうなのか・・・。

ところで、最新号の10月号の裏表紙を見たら、「通巻697号」と書かれている。
来年の1月号、新年号が、ちょうど通巻700号になるんだ。

区切りの号というと、大学2年の時、75年9月号が通巻300号だった。
この号は、復刻記事やバックナンバーの総目次などが載った特別紙面だったのを、今でもおぼえている。
確か、交響曲の新譜月評のトップは、カルロス・クライバーの「運命」だったと思う。大木正興氏が推薦盤にしていた。

以後、33年で、400冊が加算されたことになるのだ。

   444÷700=63.4%

私も、「レコ芸」の歴史の6割以上を一緒に過ごしてきたんだなあ。