naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

クライマックスシリーズってやっぱり

セ・リーグで、クライマックスシリーズ進出を賭けた、3位争いが熾烈になっている。

昨10日(木)現在の順位とゲーム差は、こうなっている。

  1 巨人    
  2 中日     7.5
  3 ヤクルト   12.0
  4 阪神     1.5
  4 広島     0.0
  6 横浜    13.5

それにしても横浜は気の毒な状況だが、まあ、それはおいといて・・・。

つまり、3位のヤクルトを、同率4位の阪神と広島が1.5ゲーム差で追っている、という形。

確かに、そこだけを見ると面白いのかもしれないが、しかし。

現在3位のヤクルトは、首位から19.5ゲーム離されていることを忘れてはいけない。

同じ昨日現在のパ・リーグでは、5位のロッテが、首位日本ハムに18.5ゲーム差だ。それよりも大差なのだ。

ヤクルトの勝率が.483、阪神と広島が.470。
5割を割っているのだ。

そういうチームが、クライマックスシリーズ進出を争っている。これってどうよ、という気がしてならない。

2位の中日にしても、巨人とは7.5差。

プレーオフ制度がなければ、もうジャイアンツが独走で優勝、というペナントレースだ。

今は、クライマックスシリーズの勝者が優勝とみなされる制度ではないので、勝率1位が優勝は優勝なのだが、しかし、クライマックスシリーズに勝たなければ、日本シリーズに出られないのだ。

クライマックスシリーズを、シーズン優勝のチームが勝ち抜くとは限らない。
今年で言えば、首位から20ゲーム近く離された、勝率5割にも満たないチームが勝ち上がって日本シリーズに出てしまうことだって、可能性としてはあるのだ。

日本シリーズって何なの? ということになる。
「日本一を決める」試合、と言っていいのか?

クライマックスシリーズは、興行的には意味があるのかもしれないし、中下位のチームにも、最後までシーズンをがんばって戦うインセンティブになる面はあるかと思うが、しかしなあ、という気がする。

やっぱり、必ず3チームということでなくて、勝率5割未満のチームや、首位から大きく離されたチームは、出場資格がない、として方がよくないか?

まあ、もっともそうしたところで、まだ違和感は残るんだろうが・・・。