naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

「丸一年」という時間

この週末は、少々の感慨を持って過ごした。

その1。

昨年9月12日。土曜日。

朝、楽器を持って木更津へ。
父の定期通院に母と一緒につきそった。
診察が終わり、病院の近くの薬局で薬を出してもらった。
薬局の前で解散。
父母は家に向かい、私は木更津駅へ。
そして、電車で海浜幕張まで行って、午後からのユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の集中練習に参加したのだった。

結果として、生きている母と会ったのはこれが最後だった。
(その後、電話で話す機会はあったが)

今年9月11日。土曜日。

菩提寺で、母の遺骨を納めるために新しく建てた墓の開眼式。

丸1年後の土曜日に、こういうことになるとは思っていなかった。
(新盆や一周忌等の関係で、今年はユニ響にも不参加)

その2。

昨年9月13日。日曜日。

ガーデンアンサンブル(ご近所アンサンブル)の演奏会。
4年間の活動を経て、初めてマンションの集会室でのお披露目演奏だった。
たくさんの方が聴きにきて下さった。
一つの区切りができたという達成感。
これを機に、また新たな活動へ、と思った日だった。

その後、若干のメンバーチェンジがあり、アンサンブルを続けてきたが、先日、メンバーのスケジュール上の都合から、練習日を平日に設定することになり、私は当面このアンサンブルからは離れることになった。

あれから1年。
日常的な室内楽の場から離れているとは、これも思っていなかった。

「丸一年」という時間。
やはり、色々なこと、それも大きなことが起きるだけの長さなのだ、としみじみ思った週末だった。