納骨の時の空。青空になった。
今日25日(土)は、母の一周忌法要と納骨。
台風の影響で、朝からすごい雨と風。
思ってみれば、昨年の通夜も、告別式も、四十九日も雨だった。
亡母は、つくづく雨女だったようだ。
亡母は、つくづく雨女だったようだ。
台風発生を数日前に知り、妻が、「お義母さん、また?」と言った。
法要は11時からだが、8時に寺に着くことを目標に家を出る。
幸い、内房線はダイヤ通りに動いていた。
木更津駅を下りると、雨はそう大したことがなかったが、風がすごい。傘が風で裏返ってしまう。
一周忌もか、と思いつつ、予報では昼までには天候は回復するとされていたので、早めの回復を祈る。
告別式の時も、台風のような雨風だったが、出棺の時には晴れた。四十九日の時も同様。
雨女ながら、肝心の時には晴れた、これまでの実績が今日も、と願った。
雨女ながら、肝心の時には晴れた、これまでの実績が今日も、と願った。
予報通り、かつこれまでの母の実績通りに、11時を前に、雨は小降りとなってやがて止み、雲は流れて青空となった。
陽が差してきたのを見て、何度人騒がせをすれば気が済むのだ、と母に毒づいた。
陽が差してきたのを見て、何度人騒がせをすれば気が済むのだ、と母に毒づいた。
妹一家は、アクアラインが強風で閉鎖、ルート変更を余儀なくされることになり、少々到着が遅れたが、お経には間に合い、事なきを得た。
今日の法要は、座る椅子にお経の本(というのかな、ジャバラのあれね)が置かれていて、住職の唱えるお経の、いわば歌詞カードとして(笑)見ながらお経を聴いた。
しかし、脇に座る妻は、3回くらい落ちた(爆)。ページをめくったり戻ったりしている。
厳粛な席なのに、笑わせないでくれよ、と思いつつ、噛み殺した(笑)。
法要が終わり、それぞれに、遺骨や塔婆を分けて持って、先月、新しく建てた墓の前へ。
1年間、寺に預かってもらっていた遺骨が、いよいよ墓の中に納まる。
その時に、どんな気持ちになるのか、ちょっと想像がつかなかった。もしかすると、すごく動揺するのでは、とも思っていたが、骨壺が墓の下に安置されるのを、結構淡々と眺めていた。
一時、蓋が開いて、ほぼ1年ぶりに見る母の遺骨。そこに、母の姉(伯母)が持ってきた写経と、午年の母が生前集めていた馬のグッズコレクションの一つ、ガラスの馬、2体を、収めた。
風も弱まって、朝はどうなることかと思っていたが、滞りなく納骨を済ませることができた。暑いくらいになった。
ともかくも、一周忌、納骨。本当に大きな区切りを終えることができた。
自分一人では何もできなかった。妻のサポート、親戚の力添え。
ここまでこられたことに感謝。
やっと落ち着くべき場所に落ち着いた母に、来週からも会いに行かねば。