1月場所も、序盤5日が終了。
蒼国来が光る。小兵ながらうまさだけでなく力強さもある。
4勝1敗。さらに力をつけて上位でとってもらいたい力士だ。
4勝1敗。さらに力をつけて上位でとってもらいたい力士だ。
栃乃洋は、逆転相撲ばかりだが、この歳でこのねばりは評価に値する。
星が3勝2敗と今一つながら内容に見るべきものがある力士たち。
光龍。突きがはまるとめざましい。
翔天狼。いい押しが出ている。
北太樹。力がついてきた。機を見るに敏、というところがある。
德瀬川。この人も力がついた。四つ身の型が固まっている点では、稀勢の里よりも上。
豊真将。攻めの相撲を心がけてがんばっている。元来、守りのしぶとさがある人なので、足腰はいいはずだが、攻めて前に落ちる相撲が目立つ。これをなくせば悲願の三役だが。
期待はずれは、まず豪栄道。2勝3敗の星だけでなく、内容がよくない。
栃ノ心も白星なしの5連敗。思いきりのよさがない。
豊ノ島も1勝4敗は物足りない。すべてが横綱大関戦なので、やむを得ない面もあるが、もともとの地力に加えて先場所の活躍からすれば、把瑠都一人でなく、もう一つ二つは殊勲の星が期待されたところだ。横綱大関戦が終わり、残り全部勝って11勝したとしても、この人の場合は物足りなさが残る。そういう存在なのだ。
鶴竜がやっと初日。相撲はとれていると思うので、中盤戦以降のまきかえしに期待したい。
4大関、2関脇が全員4勝1敗。全勝が1人か2人いてほしかったところだが、まずますか。
稀勢の里は、悪くはない、というところ。今場所の相撲を観ていても、以前から書いているように、この人は離れての相撲の方がいい。
把瑠都はまずまず。