naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

モーツァルトのしもべ

初見大会。シベリウスベートーヴェン、大変だったけど。

終了後、休団から復帰のヴィオラKさんの復活祭、ということで、いつもの居酒屋で楽しい時間を過ごした。

その帰り(また蘇我まで乗り越した話はともかくとして)、ウォークマンで、モーツァルトクラリネット協奏曲を聴いていた。
プリンツベームウィーン・フィルの演奏。

で、聴いていて思ったんだけど。

モーツァルト、晩年の至高の名作。

あの巨匠、カール・ベームにして、ウィーン・フィルにして、モーツァルトのしもべのような感じで演奏している、と。

おそらく、モーツァルトを知りつくし、演奏しつくしている人たちのはずだ。

そういう人たちが、満を持して録音したはずだ。

でも、聞こえてくるのは、モーツァルトへの敬意、なんてもんじゃない。
もう、全員でモーツァルトにひれふしているような、そんな雰囲気を感じる演奏だ。

モーツァルトって、そういう存在なんだね。

我々アマチュアも、モーツァルトを演奏するし、モーツァルトが好きなんだけど。

いいのかな。

今日は、そんな気持ちにとらわれながら、帰ってきた。