2012-06-17 モーツァルトのしもべ クラシック 初見大会。シベリウス、ベートーヴェン、大変だったけど。 終了後、休団から復帰のヴィオラKさんの復活祭、ということで、いつもの居酒屋で楽しい時間を過ごした。 その帰り(また蘇我まで乗り越した話はともかくとして)、ウォークマンで、モーツァルトのクラリネット協奏曲を聴いていた。 プリンツ=ベーム=ウィーン・フィルの演奏。 で、聴いていて思ったんだけど。 モーツァルト、晩年の至高の名作。 あの巨匠、カール・ベームにして、ウィーン・フィルにして、モーツァルトのしもべのような感じで演奏している、と。 おそらく、モーツァルトを知りつくし、演奏しつくしている人たちのはずだ。 そういう人たちが、満を持して録音したはずだ。 でも、聞こえてくるのは、モーツァルトへの敬意、なんてもんじゃない。 もう、全員でモーツァルトにひれふしているような、そんな雰囲気を感じる演奏だ。 モーツァルトって、そういう存在なんだね。 我々アマチュアも、モーツァルトを演奏するし、モーツァルトが好きなんだけど。 いいのかな。 今日は、そんな気持ちにとらわれながら、帰ってきた。