家のかたづけ作業の発掘品として、小学校の時の写真が出てきた。
小学校6年生の時の写真だ。
当時、担任のI先生は、クラスの生徒全員の誕生日に、手紙を書いて渡してくれた。
その手紙が出てきた。
6年生だから、満12歳の誕生日のお祝いの手紙だ。
私の誕生日と同じ日に生まれた人として、アムンゼンにふれている。
「これから先何十年も続く長い人生の中でもこの12才の誕生日は小学校生活最後の誕生日として一つの区切りになることでしょう。13回目の誕生日は中学生になって迎えるわけですから残された小学校生活を充実したものにするようがんばってください」
この手紙の現物が残っているとは、今日まで忘れていたが、I先生が、アムンゼンのことを教えてくれたことは、うっすらとおぼえていた。
この手紙に、1枚の写真が同封されている。その少し前に行われたものだろう、「写生会のときうつした写真をおくります」とある。
左から2人目が、12歳を前にした私。
それから、高校の時、図書室で本を借りる時に使ったカードが見つかった。
高校の図書委員会の名前のメッセージがついている。ガリ版刷りだ。
「三カ年の高校生活における「読書の記録」として入学以来使用してきたあなたの「個人カード」をお返しします。あなたの人間形成上の一資料として、役立てていただければ幸いです」
卒業前に返却されたもののようだ。
「三カ年の高校生活における「読書の記録」として入学以来使用してきたあなたの「個人カード」をお返しします。あなたの人間形成上の一資料として、役立てていただければ幸いです」
卒業前に返却されたもののようだ。
この写真は、入学当時のものなんだろうな。15歳。
「人間形成上の一資料」、ね。
借りてるの、音楽関係の本ばっかりだなあ・・・。
借りてるの、音楽関係の本ばっかりだなあ・・・。
進学校なんだし、普通、もっと勉強の本とか、文学作品とか借りるよなあ。
それから、成人式の日に父母から届いた電報があった。
成人は、大学2年の時で、小平の下宿に住んでいる時だったが、1月15日の朝、電報が届いた。
後で聞いた話では、これは母のアイデアだったそうだ。
式典には出席した。確か、記念品として辞書をもらったんじゃなかっただろうか。
ちなみに、2日後の「お話しと映画会」には行かなかったと思う。
ちなみに、2日後の「お話しと映画会」には行かなかったと思う。
あとね、物持ちがいいにもほどがあると思ったのは、大学3~4年の時に住んでた、国立のアパートの契約書。
契約当事者は父。
賃料月2万円。
賃料月2万円。