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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

津田沼ユニバーサル交響楽団ポピュラーコンサート2018本番終了

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2月25日(日)、津田沼ユニバーサル交響楽団(ユニ響)の、ポピュラーコンサート2018の本番が終了した。

会場は、千葉市民会館習志野市に本拠を置くオーケストラだが、習志野文化ホールが改修工事で閉館中であるなどの事情から、会場確保が難しくなっているそうで、初めて千葉市民会館での演奏会になったとのこと。ちなみに、私は不参加だったが、昨年9月の定期演奏会も、千葉駅前の京葉銀行文化プラザ音楽ホールだった。

千葉都市モノレール栄町駅で下りて、会場へ。

   駅前シリーズ~千葉都市モノレール栄町駅
      https://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/65994080.html
   やってまいりました、千葉市民会館
      https://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/65994086.html

千葉市民会館に来るのは、いつ以来だろう。

1997年頃、小田(和正)さんの監督映画、「緑の街」の上演を観に来たのがここだったのを記憶しているが、その後の20年余りで来たことがあっただろうか。ないかもしれない。

もう一つ、かすかな記憶なので間違っているかもしれないが、1977年、大学4年の夏頃に、このホールで演奏したことがある。大学オケのヴァイオリンのKさんという女性が、千葉の葛城中学校の卒業生で、その縁から、葛城中の生徒の演奏会に、当時の大学オケのメンバーと、津田塾大学弦楽合奏団のメンバーとで、参加したのが、たぶんこのホールだったと思う。

モーツァルトの40番、「アルルの女」、ヴェルディの「アンヴィル・コーラス」などを演奏した記憶がある。

これは偶然なのだが、私の母方の伯母が葛城中学校で教師を務めており、Kさんは教え子だった。舞台袖で、久しぶりの再会となる伯母とKさんと引き合わせたのも覚えている。

さて、それはともかく、ユニ響の演奏会に話は戻る。

9:50、ステージに集合。

前日の練習同様、基本曲順、但し、アンコール曲は、メインの「エロイカ」の前に、という形で、最終のステージリハーサルが進行した。

実は、前日の午後あたりから、風邪を自覚していた。このところ、寒くても、風邪、と感じるまでの一線は越えずに踏ん張ってきたのだが、ここへきてとうとう、という感じだった。

前日夜の練習でも、不調を感じながらの時間を過ごしたのだが、本番当日のこのリハーサルではさらにしんどく、早く終わってくれと思いながら弾いていた。

今季は練習への参加が思わしくなかったので、このリハーサル時点でも、楽譜を読み切れなかったり、弾き間違ったりがいまだいくつも残っていて困ったのだが、いかんせん、風邪の影響で気力が充実してこない。

12:15、リハーサルが終了し、団支給のお弁当をいただいた後、外へ出た。

朝も立ち寄った、栄町駅前のコンビニに行って、ドリンク剤と、ビタミンのゼリー飲料を買ってきて摂取した。

本来は、開演までの間、不備な点をさらわねばならなかったが、そのような状況なので、時間、気力ともないままに結局本番を迎えた。

それにしても、浦安でも、昨年6月と11月の定期演奏会本番は、それぞれ1ヶ月ほどの長引く風邪の影響下で本番を迎えたのを思い出すにつけ、どうして本番というとこうやって風邪と仲良くなるのだろう、と思わずにはいられない。

津田沼ユニバーサル交響楽団 ポピュラーコンサート2018 ~HERO~

日 時 2018年2月25日(日) 13:30開場 14:00開演
会 場 千葉市民会館
指 揮 小松 拓人
管弦楽 津田沼ユニバーサル交響楽団
ナレーター 天川谷 琴美
曲 目 ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」序曲
     名曲ギャラリー
        ヘンデル 歌劇「マカベウスのユダ」から「見よ。勇者は帰る」
        ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」第1楽章(冒頭部分)
        ビゼー 歌劇「カルメン」から「闘牛士の歌」
        ヴェルディ 歌劇「アイーダ」から「凱旋行進曲
     ベートーヴェン 交響曲第3番変ホ長調「英雄」
     [アンコール] J.シュトラウスⅠ ラデツキー行進曲

ユニ響のこのポピュラーコンサートでは、女性はカラードレスで演奏する。男性は、黒の上下に白シャツ、もしくは上着なしで黒シャツ黒ズボンという指定だったので、後者で臨んだ。

ヴィオラは8人。3プルトの裏で弾いた。表は、このオケでは毎回ご一緒するIさん。

昨年同様、天川谷琴美さんの美しいナレーションで進行した。

本番の演奏は、自分でも驚くくらい問題なく弾けた。

一種の火事場だったのだろうか、本番の間だけでも、と気力を振り絞った結果、また、練習中も心がけてきて、Iさんに合わせて弾く心がけも相まって、午前のリハーサルまで絶えなかった、読み間違いた弾き間違いはないままに、本番を終えることができた。

エロイカ」の楽しさも満喫することができた。

こんなにうまくいくとは、思ってもみなかった。不思議なものだ。

もちろん、いつもに増して、Iさんに助けられての演奏だったことは言うまでもないが。

終演後、千葉駅近辺での打ち上げのお誘いをいただいたが、今回は辞退した。遠くから来聴してくれた会社の先輩と飲む約束をしていたためだ。

ホワイエで落ち合って、千葉そごうへ移動して、10階のレストランフロアへ。

2時間ほど歓談した。

ユニ響さんとのおつきあいも、早いもので、今年の秋で丸20年となる。所属オケ以外に、親しくさせていただいている団体があるのは、本当に幸せなことだと思う。

ユニ響の皆さん、お疲れさまでした。

※本番往路に聴いた音楽
    ラフマニノフ 交響曲第2番
       ザンデルリンク=フィルハーモニア管