何と言っても課題は、会場からの帰りの足、ということで、朝から妻とあれこれ相談した。
とにかく、翌3日は月曜日で、名古屋6:28発の新幹線に乗って帰京し、その足で出社することが決まっている。
開演時刻は、前日に比べて1時間早い17:00だとは言っても、あの轍を踏むわけにはいかない。
少しでも早く帰ってこなければ。
全部聴かずに途中で席を立つことも選択肢に入れて検討した。
あのタクシー乗り場の列に並ぶのでなく、あの場所にこのくらいの時間に来てくれ、と予め頼んでおこうという案だ。実際、前日に並んでいる時に、そういう人がいたのだ。
ただ、それにしても、あのタクシー乗り場まで、前日のように45分もかかって到達するわけにはいかない。ということで、誠に異例ではあるが、本編終了後、アンコールの前の時点で会場を出ることにした。
もっと大事をとるなら、前半が終わった、「ご当地紀行」のところで出る方法もあるが、それではあまりにも聴けない曲が多すぎる。アンコールを捨てることにした。
前日の本編終了は、20:21。開演が1時間早いので、19:20頃と見込み、19:45頃に予約することでどうか、との話で落ち着いた。
それであれば、早めに近鉄四日市駅に行ってみて、バスの方がよさそうならそっちにしよう、と方針変更。
改札を出ると、シャトルバスのプラカードを持っているスタッフがいたので、話を聞き、今からでも往復チケットは買えるし、帰りについては、最後まで聴かずに早めに乗り場に行けば、満席になった車両からどんどん出すこともわかった。
タクシーの運転手と迎車交渉するよりも確実なので、チケットを買った。
駅前、ほど近いところにシャトルバスの乗り場が設けられていた。そこへ行く道々で耳に入った話は、「今日はタクシーが少ない」。日曜日だからなのだろう。あのJR四日市駅前よりずっと栄えた感じのこの近鉄の駅前でも、タクシーが少ないのでは、バスにして正解だった。
16:18、出発。16:35には、四日市ドームに着いた。
我々の席は、アリーナ東1ブロック33列147・148番。前日の席よりはステージ中央寄り。ステージからはだいぶ遠くなった。
中座した時の、退出通路を確認しておいた。