naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

冬装備

さぶいのは嫌いだ。

四季を好きな順番に並べると、春夏秋冬となる。

夏はいくら暑くてもいい。天気予報で、本日の最高気温は27度とかいうと、根性ねえな、30度台までいかんかい、と関西風になってしまう。

それに引き換え、今の時期、朝「めざましテレビ」を見ていて、皆藤愛子さんが、「今日はこの冬一番の冷え込みです」とか「東京の最高気温は7度ですぅ」などと言うと、こんな中を会社に行かないといけないのか、と鬱々としてしまう。

日が短くなる、そして益々寒くなるこの師走の時期というのは、ほんとに私にとっては一番気の滅入る季節である。

今年も暖冬であってくれればいいのに、と毎年思う。
夏は酷暑、冬は暖冬!
日本の四季の移り変わりも、関東の10月程度のところで寒さが止まってくれればどんなにいいか。
それでも年々暖冬になっているという。
地球全体の平均気温がここ20年くらいで急速に上がっているのだそうだ。
地球温暖化、大いに結構ではないか。
環境破壊云々といったって、こっちはあと半世紀生きる訳じゃないし、暖かければ、後の世代がどうなろうと知ったこっちゃない、なんてけしからんことを考えたりする。
いやいや嘘です。
私の勤務先だって、環境ISOやCSRには取り組んでおりますので。

そんな話はともかく、ともかくさぶいのはイヤ。
私はスキーというものをしたことがない。おそらく死ぬまでしないであろう。
何を好き好んで、雪がいっぱいあるところに遊びに行かねばならんのか。

そんな話もともかく、ともかくさぶいのはイヤであっても、さぶい中を会社に行かねばならない現実はある。
今12月半ば。まだまだこれから寒くなる。
最低でもあと2ヶ月半くらいは我慢しないといけない。

で、冬装備である。
私の場合、寒さが増してくると、徐々に装備を固める。

誰でもそうだろうが、いつコートを着始めるかというのが問題だ。
寒いのが嫌なくせに、早くコートを着始めてしまうと、後が辛くなるのでは、という強迫観念があって、極力我慢する。
もう1日着ないでおこう、とやせがまんするのだ。

私の冬装備は、
  カーディガンをはおる
  コートを着る
  ももひきを穿く
  手袋をする
  ヘッドホン型の耳当てをする
という順序で固められていく。

あと、風邪予防ということで、まあ気休めにしかならないのだろうが、電車の中ではマスクをするようにしている。

全部揃った冬装備の状況、モコモコのいでたちはなかなか情けない。

カーディガンは、昨年初めて試してみた。
新浦安アトレのユニクロで紺のカーディガンを買ってきて、スーツの下に着てみた。
これは思いの他暖かくて、年末ぎりぎりまでコートを着ないで済んだ。

今年もと思ったが、例年になく寒さが厳しいこの師走、既にカーディガン+コート+マスク+手袋まできてしまった。
あとは、ももひきと耳当てをいかに我慢するかだ。

ああ、早く暖かく、暑くならないかなあ。