naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

睡眠時間の変化

会社に行かなくなったことは、睡眠時間にも大きく関連している。

 

就職を控えた卒業間際の時期、自由な学生生活を共に謳歌していたオケ仲間のMと、「俺たちって、朝決まった時間に起きて会社に行くなんてことが、できるようになるんだろうか」と、半分本気で話したのをおぼえている。

 

しかしそれはもちろん杞憂に終わり、45年余り、平日の朝(時には休日も)にはちゃんと起きて、きちんきちんと会社に通い続けてきた。

この間、日曜日の夜から木曜日の夜までは、「明日は朝起きて会社に行かなければ」という意識が常にあったわけだ。

 

会社から帰宅する時間は、ここ4年、A社(西新宿)、B社(三軒茶屋)では監査役業務だったので、残業は基本的になかったものの、それ以前のN社(京橋)ではそう早くはなかった。

帰宅後、風呂に入って夕食となると、寝るのは早くて22時半頃、遅ければ0時半をまわったりした。平均で23時頃だっただろうか。

朝は、N社時代は原則として5:10起き、6:20頃家を出て、6:36の電車に乗った。A社、B社では、5:05起き、家の前のバス停から6:19のバスに乗っていた。

睡眠時間は、平均で6時間程度、短ければ5時間、長くても7時間は寝られない、というところだった。

だから当然、土曜日、日曜日、祝日は時間を気にせず寝られるのが嬉しくて仕方がなかった。

 

今はどうか。

何しろ、「○時には起きて、どこかへ行く」とか何かしなくては、ということがない。

明日は会社に行く前提がないので、例えばオケ関係の連絡メールなど、以前のように、遅くなってでも今日の内に済ませておかなければならない、ということがない。

たいていのことは、明日朝やればいいや、となる。

つまり、就寝時間は早くなった。22時頃、あるいは21時台の内に寝ることも珍しくない。

(例えばこの記事を書いている今は22時過ぎだが、明日が会社となれば、今日の話題は今日書いてしまおうと、そうしていたところ、もう寝てもおかしくない時間なので、明日朝起きてからでも、と先送りすることが増えた)

 

一方、起きる方は、「毎日が日曜日」状態なので、在職中楽しみにしていた休日の朝寝坊は、基本いつでもできるわけだが、これまでのところ、8時、9時まで寝ているということはない。

会社に行かないので、5時そこそこで起きることは、よほどの用がない限りないが、それでも6時半、7時くらいには起きている。

結局、早く寝るようになったことと併せ、平均睡眠時間は8時間は超えているのだから、寝坊も不要ということだ。

 

まだ生活のパターンが定まっていないところはある。毎日、あるいは曜日別に、この日は朝起きたらこれをやる、という形ができてくれば、就寝、起床の原則もかたまってくるのだろう。

今のところは、まだ行き当たりばったりの生活をしている面があるので、睡眠時間のテーマについては、これからかもしれない。