naokichiオムニバス

70歳、公務員、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

2024さだまさしコンサートツアー“51”

11月22日(金)、東京ガーデンシアターで行われた、さだ(まさし)さんのコンサートツアー“51”を聴きに行った。

 

グレープ、そしてさださんのコンサートには、大学時代から通ってきた。

さださんのソロコンサートについては、1990年代初めくらいまでは頻繁に行っていたが、その後は足が遠のいていた。

一昨年、本当に久しぶりに「孤悲」のツアーを聴きに行き、さらに昨年、50周年コンサートツアー「なつかしい未来」の4夜公演に通った。

東京国際フォーラムでの「グレープナイト」、「工務店ナイト」、名古屋の日本特殊陶業市民会館での「管もナイト」、「弦もナイト」の4公演は、編成もセットリストもすべて異なる圧巻のステージだった。

今さらながら、さださんの作品の多彩さにうならされ、これからはツアーがあれば必ず聴きに行こうと決意を固めたのだった。

さっそく11月に大宮ソニックシティで行われた2夜公演に通った。初日がグレープ、2日目がソロだった。

 

今年5月に始まった“51”(51年目、の意味だろう)のツアーは、いつ行こうかと機会をうかがっていたのだが、終盤の東京公演を選んでチケットを買い求めた。

 

17:00開場、18:00開演。

開場前に到着するように家を出た。京葉線で新木場まで乗り、りんかい線で国際展示場へ。

東京ガーデンシアターというホールには初めて行くが、調べたところでは駅からそう遠くはなさそうだった。

人がぞろぞろ歩いて行くのについて行った。

 

茜雲が美しい。

 

既にかなりの人が集まってきている。

 

列の最後尾についた。開場10分前。

17時をまわって少しずつ列が動き始め、ほどなく入場。

まず、まっさマニアでインフォメーションされていたガチャにチャレンジ。

 

あいにく当たらなかったが、参加賞の画像をダウンロード。

 ↓ こちら。

 

 

グッズ売場の列に並ぶ。これがまさに長蛇の列で、並んでから買い終わるまでちょうど30分。

コンサートプログラム、クリアファイル、それから妻ともども咳が抜けない折、「あ、さだ飴」を買った。

 

私の席は2階アリーナCブロック11列16番。ステージ上手寄りの席だった。

初めて来たが、立派なホールで驚いた。3階席、4階席とあり、オペラ劇場みたいだ。

それから、アリーナ椅子も、たいていどこでもパイプ椅子だが、ここは座面や背もたれにクッションがある、会議室の椅子のような立派なもの。

(小田(和正)さんもここでやらないかな、と思ったが、小田さんのステージプランだとアリーナに花道をめぐらせるわけで、それを考えるとここのアリーナスペースはちょっと狭い(数日後に、図らずも小田さんの2025年のツアーが発表されたが、東京公演は前回ツアーと同じ有明アリーナ))

 

ステージ奥にはレンガ造りの鉄橋の上に載った列車のセット。

「SD51 2024」という札が車体に貼られている。

 

18:11、列車の汽笛音と共に場内暗転。

さださんの声で「次は東京、東京です」。

バンドが入場して、演奏が始まった。

最初の曲は、「驛舎」だった。何と懐かしい。

 

セットリスト。

 

   驛舎

   それぞれの旅

      (MC)

   指定券

   決心~ヴェガへ~

      (MC)

   東京

   1989年渋滞

      (MC)

   北の国から

      (MC)

   pineapple hill

   ジャカランダの丘

      (MC)

   51 2024ヴァージョン

   Believe

   いのちの理由

      (MC)

   まほろ

   空蝉

 

   [アンコール]

   ひき潮

 

「驛舎」に続く「それぞれの旅」も懐かしい曲だ。

 

最初のMC。東京ガーデンシアターでの公演は2回目。3年前に4,500回目の公演をここで行ったが、コロナのために回数がずれ、「ほぼ4,500回」として行った。

今日は、4,669回目のコンサートとのこと。

ツアータイトルの「51」は、昨年が50周年だったが、次の一歩が大事、ということでつけたもの。

51というと何を思い浮かべますか、という話。イチローの背番号、大谷翔平のホームラン51本、などの後、D51、デゴイチの話になった。

(デゴイチがキーワードなら、どこかで「退職の日」をやるかなと思ったが、歌われなかった)

 

「今日は皆さんに客車にお座りいただいて、どこへ行くかわからないミステリーツアーを企画しました」。

「よく知られている曲は、去年歌って飽きた(笑)ので、このツアーは、「通にはこたえられない選曲」にしました。初めてさだのコンサートに来られた方は、全部新曲と思って下さい」。

 

「指定券」。3曲続けて、列車、旅の歌だ。

「指定券」は、1976年のソロデビューの時の曲だ。当時大学3年だった私は、曲中に出てくる「長いエスカレーター、昇って降りて」のエスカレーターを、勝手に東京駅の総武快速ホームに下りる、今もあるエスカレーターのことだと決めて聴いていたものだ。実際はどこの駅なんだろう。

 

さださんがこの日初めてギターを持って「決心~ヴェガへ~」。

終わったところで、「ね、知らないでしょ(笑)」。

 

続く「東京」、「1989年渋滞」は、知らない曲ではないものの、本当に久しぶりだ。

 

東京を歌った2曲の後、さだ工務店のメンバー紹介。

「さだ工務店のテーマ2020」が演奏され、個々のメンバーのソロが受け継がれていく。

 

その後のトークが南富良野についての話から、「北の国から」の話題になった。

「今日はこういうコンサートなので、やりませんけど」とさださんが言うと、客席からは大きな拍手が沸き、仕方なく、という感じで「北の国から」が始まった。

最初はチェロがメロディ、その後、さださんのヴァイオリン。場内の合唱を促すようにして進められ、最後の方で「川の流れのように」を挿入。このネタは昨年もやったと思う。

「知らない曲で通すつもりだったんですが、情にほだされてやってしまいました。帰りに28円払って行って下さい(笑)。詞がないんで28円。あったら56円ですが」。

 

今日は客席に石川鷹彦さんが来ているとの話(ロビーに花もあったが)。

石川さんとのレコーディングの話。そこから宅間久善さんのバカ話に飛んだ。

そしてハワイのスタジオでアルバムを4枚作った話、昨年の大火でそのスタジオもなくなってしまった話。

その流れで、マウイの歌、「pineapple hill」、「ジャカランダの丘」。

 

続くトークでは、歳はとるのでなく重ねるもの、生きるとは自分の心を育てること、という話。

能登の被災地の話になり、避難所に行くと子供が元気、それは普段一緒にいない家族と一緒だから。

年寄りと話して下さい、という話。

 

次の「51」は、ほぼ知らない曲だった。「Mist」に入っているのだそうだが、ちゃんと聴いたことはないかもしれない。

歌詞の中に、「背番号17」「ウクライナ」「ガザ」という言葉が出てきたので、てっきり新曲で次のアルバムに入るのかと思ったが、そこは旧作の歌詞修正だった。

続いて今年の配信シングル「Believe」。

さらに「いのちの理由」。これは私も含め客席の多くにとっては知らない曲ではなかっただろう。心にしみる曲だ。うるうるきてしまった。

さださんによれば珍しい3曲続きだった。

 

「ここまでで予定より25分押してます(笑)」。

「何がいけなかったんだろう。さっきのギターソロが長かったからだな(笑)」。

トークですね。

 

まず元気でいること、元気でいれば自分を育てることができます、との話の後、スタッフへの拍手を促した。これは昔からだ。

 

そして「まほろば」、「空蝉」。

本編最後は「夢供養」からの2曲だった。セットリスト最後に電車、駅の曲が戻ってきた形だ。

昨年も思ったことだが、さださんはほんとにギターが上手い。自分のギターだけで歌を長く支えることができる。この「空蝉」で改めて痛感した。
「空蝉」の最後、けたたましい汽笛からステージを横切るように列車が走り去る音。これは昔この曲を聴いた時と同じ演出だった。

 

その後、「それぞれの旅」のメロディをバックに、バンドメンバーなどを表記したエンドロールがステージ奥に映し出された。

そして、バンドが「驛舎」を演奏して本編終了。20:40。

間を置かずに、先にステージからはけていたさださんが登場して、「ひき潮」。

これも「夢供養」から。また、「空蝉」から「ひき潮」は、アルバム最後の2曲の並びだ。

 

1曲歌って、さださんがヴァイオリンケースを持って退場。こういうのは初めて観る。

20:46終演。

 

さださんもだが、バンドもコーラスも本当にすばらしかった。

 

ツアー“51”は、この後4公演。12月4日(水)の大阪で千秋楽となった。

 

2025年のツアーも楽しみだ。

 

※「女性セブンプラス」というサイトに載ったコンサートレポート

j7p.jp