naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~異例の市外練習

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   (写真上)フロアのド真ん中にでっかい柱!
   (写真中)弦は柱の前にひろがって座る
   (写真下)柱をはさんで左にホルンと金管、右に木管と打楽器、ハープ




日 時 : 06年11月12日(日) 13:00~18:00
場 所 : 船橋市民文化ホールリハーサル室
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : モルダウ、だったん人、チャイ5(1~4楽章)
弦人数 : 10・7・5・9・4

今日のオケ練、浦安市外で行われた。
どうしても今日の会場が確保できないという話で、団員、エキストラが市外の練習会場の心当たりの情報を事務局に集め、その結果、船橋市民文化ホールのリハーサル室をとることができて、事なきを得たという経緯。

個人的には、船橋市民文化ホールには、毎年、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の演奏会で来ているので、なじみがあるが、2階のリハーサル室には、今日初めて入った。

当オケは練習場所には恵まれていて、市外に出ての練習は、まことに異例。
10年前にグリーグのピアノコンチェルトをやった時、ソロ合わせを、東京の門前仲町のスタジオでやったことがある。
私は入団12年目になるが、その私でも、過去に市外で練習した記憶は、その時の1回しかない。

さて、初めて入ったリハーサル室、驚いたことが二つ。

まず、フロアのちょうどド真ん中に、1メートル幅くらいのでっかい柱が立っているのだ。
合奏はどういう配置にするのだ?とあれこれ議論の末、弦は柱の手前にいつものようにひろがって座り、柱を境にして、指揮者から向かって左側にホルンと金管、右側に木管がそれぞれかたまって座ることになった。木管の後ろに打楽器とハープ、コントラバス
何ともやりにくい形での合奏になった。

もう一つは、部屋の中が暑くてたまらなかったことだ。
今日はさすがに11月半ばらしく、結構冷え込んでいたのだが、そのせいか部屋の中は暖房がききすぎていた。冷房には切り替えられないということで、空調は切って練習に入ったが、それでも暑くて仕方がなかった。

今日はハープも入り、本番に近い形での合奏となった。「モルダウ」と「だったん人」、ハープが入るとやはりずいぶん感じが違う。

暑い中、演奏会の曲順で、本番指揮、Y先生の合奏が進んだ。

モルダウ」。夜の月光の場面で、弦に。
「拍子をきちんと数えて弾く安全策はもう離れて、弦として音楽の流れ、呼吸をもっと意識して」

「だったん人」。2曲目の頭、木管に。
「指揮はチェロのピチカートのためだけに振るから、木管はもっともっと自由に」

もうだいぶできてきているので、その先のもう一歩を、という話が今日も。

こんなアドバイスも。
「今回の曲は、どれも熱狂系だが、だからといって、騒がしいだけの音楽にしたくない。そういう音楽の中でも、ある部分については、こだわって、ていねいに磨いて、その努力がお客さんに伝わるような音楽がしたい」

チャイ5に関しては、部分部分のダイナミックの差を、もっと明確に演奏するように、との指示もあった。

本番まであと2週間。Y先生の練習も残り少ないが、みんなで頑張って、更にいい演奏にもっていきたいものだ。

珍しい、船橋での練習だった。
来週からはまた地元浦安に戻る。

※今日の練習往復のレコード
   チョン・ミュンフン シェエラザード火の鳥
   クーベリック=ボストン響 我が祖国