naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

あーバカだ。

今日は午前、午後とオケ練。
午前の合奏は10時からなので、9時半には着くべく家を出た。
ご近所アンサンブルでいつもご一緒しているヴァイオリンのHoさん(隣の棟)が、来週の演奏会を聴きにきて下さることになったので、チケットを郵便受けに投函して駅へ。

いつものように、電車の中で本を読んでいて、ふと気がついた。

「忘れものした!」

昨日コピーした、12月の市民演奏会用のマスカーニの楽譜。
それから、エキストラの皆さんに今日お渡しする、私のパート譜のコピー。

これはどうしても今日持っていかなければならないものだ。

楽器のそばに置いておいたのに、なぜに持って出なかったのだ、naokichi?

しかもだ。
パート譜については、前半の曲の分は前半のトップであるSさんが今日コピーを持ってきてくれるので、私が持っていく後半の曲の分とセットにして、エキストラの方々にお配りする、という打合せをしていた。
今日、家を出る前に、「Sさん、忘れずに持ってきてくれるかなあ」と思ったりしていたのだ(爆)。そう、確かにそう思った。

なのに、なぜに自分の用意した楽譜は持って出なかったのだ、naokichi?
人の心配より、自分が忘れないことが先だろう、naokichi・・・。

あーバカだ。

忘れたことに気がついたのは、海浜幕張の手前だった。
急いで下りて、下り電車で折り返してとりに帰ったのでした。

結局、練習には10分ほど遅刻でした。

ところで。
忘れものに気がつくまで読んでいた本は、「プロ弁護士の思考術」(矢部正秋著、PHP新書)。
その時ちょうど読んでいたくだりには、「予測しない偶発事を想定してものを考えることが大事」「経験的には30%程度の可能性で偶発事が起きるものだ」と書かれていた。
うーん、実に暗示的だ。
まさに忘れものという偶発事による、練習遅刻。

この本のこの部分のことは、私は長く忘れないだろう。