naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

あれから30年

サンフランシスコ・ジャイアンツバリー・ボンズ選手が、ハンク・アーロンの持つ、大リーグのホームラン記録、755本を抜いた。

思ってみれば、王貞治選手が、ヤクルトの鈴木投手から756号を打ったのが、77年(昭和52年)のこと。
私は大学4年だった。

あれからちょうど30年たつんだなあ・・・。

日本でアーロンを抜いた選手が出てから、本家メジャーで同じだけホームランを打つ選手が出るまでに30年かかった。
ちょっと、そっちの方が感慨があった。

ボンズは、王選手の868本を抜けるだろうか。ちょっと年齢的には難しいかもしれない。
77年当時、日本人の野球選手が、大リーグ記録を破ることの興奮があった。
しかし、当時は、日本人選手がメジャーリーグでプレイすることなど考えられなかった。
今、イチローや野茂、そして松井がアメリカで残している実績など、想像もできない時代だった。

ところで、私個人にとっての77年といえば・・・。
秋の就職活動に向けて(当時は、10月1日会社訪問解禁)、あれこれ思案していた頃。
この年発売の、さだまさし「風見鶏」を聴きまくっていたなあ。
ピンク・レディー渚のシンドバッド」。
北海道、有珠山の噴火。
毎日冷たい雨が降っていた、冷夏。

そんなことを思い出す。