naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

初めて「営業」というものをしてきました

今日28日(水)は、水戸へ日帰りの出張。

9時からの会議に出席しなければならないので4時半前に起きた。
京葉線で八丁堀へ出て、日比谷線に乗り換えて上野。
7時の特急で水戸へ。7両編成で自由席は2両しかないので、危うく座れないところだったよ。

午前は会議2つをこなして、午後が今日のメイン。

「営業」だ。

どこの企業でも、よく「全員営業」という言葉を使うと思う。
私の会社でも、これまで以上に仕事を増やすために、営業部門以外の者も、月に1回くらいは営業にまわれ、という指示が最近本社からきた。

専門の営業担当者が日頃新規開拓にまわりきれないところに種まきをするのだ。

私は支店の総務部所属だが、とりあえず総務部の者4人が、2人編成の2チームを組んで営業してみることにした。
総務部の担当は、当面、5月が茨城、6月が栃木、7月が群馬、8月が千葉。
以後、4県を繰り返しまわる。

とりあえず5月は、私と経理担当のM社員のコンビで茨城をまわることにして、今日の午後、入社31年目にして初めての営業業務にチャレンジした。

水戸駅でM社員と落ち合って行動開始。
現地の営業担当者が同行するのは趣旨に沿わない。営業に素人のチームと言えども、独自の行動をとらなければならないのだ。

前もって茨城の事業所長に、まわる先の指示をしてもらった。

今日の我々のターゲットは、
  水戸駅近辺の
    マンションの管理組合
    病院
    保育園
ということである。

ともに千葉在住東京勤務で水戸には土地勘のない二人だ。

とりあえず周辺をながめながら、「あそこに見えるマンションに行ってみましょうか」と、手当たり次第(違う言い方をすると行き当たりばったり(笑))の飛び込み営業。

管理人さんがいれば、「舗装や土木、建築をやる会社なんですけど、マンションの駐車場など、施設のメンテナンスがありましたら、是非お声をかけて下さい」などと言いながら、パンフレットを渡す。

まったく話を聞いてもらえない門前払いのところもある。
営業の人たちの苦労がちょっとわかった気がした。

4年前に厚生労働省の外郭団体に出向していたことがある。そこでの仕事は、企業回りだった。担当は港区で、毎日あちこちの企業を訪問したものだ。
ただ、営利団体でないので、売上や収益を得るための営業活動ではなかったし、あらかじめ利用登録をしている企業が相手。つまり既に接点、レールのある状態での企業まわりだった。
それに比べると、縁もゆかりもない企業などを飛び込みで訪ねて歩くのは、本当に雲をつかむようというか、手応えのない話だ。

葬祭場、病院、一般の民家など、徒歩で歩き回ること2時間半。
徒歩だとやっぱりきつい。だんだんお互い口数が少なくなってくる(笑)。

全部で17箇所をまわった。

50、100とまわって、その中で1カ所ひっかかりがあればいい方だ、と聞く。

今後何かの形で工事の商談に発展するのかどうか(具体的な引き合いがあれば、現地の営業担当者が対応することになる)。
疲労困憊しての2時間半が何か意味があったのか、今の時点ではわからないが、営業ってそういうものなんだろうな、と知ることはできた。

我々のチームは、次回は7月に群馬をまわる予定。

今日1日の歩数、22,334歩。
ふだんの支店での勤務だけだと、10,000歩に届かないのが普通だ。

歩いたなー。

くたびれた・・・。