naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ユニ響練習日誌~初めてチャイ4の2・3楽章を少し弾けた

今日16日(土)、夕方、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の練習へ。

家から外へ出ると雨。結構強い夕立で、あわてて傘を出したが、すぐにあがった。

今回も、谷津(やつ)公民館での練習。今日は1階の集会室。

ふと気がついたが、初めてユニ響のお手伝いに呼んでいただいたのが、98年の秋だった。
この谷津公民館に通うようになって、丸10年経つんだ・・・。

今日の練習は、先週同様、団内指揮のA氏の合奏でチャイ4。

1楽章はやっぱりリズムが難しい。

この楽章、8分の9で書かれている。8分音符3つを1拍とする、3拍子だ。8分音符でとらえれば、3×3ということになる。
ここが曲者で、2(8分音符)×3とか4(16分音符)×3でとらえられる音楽ならいいのだが、3つと3つだけに、非常にややこしい。
小さい3拍子に頭がとらわれてしまい、大きな3拍子を見失ってしまう。数え間違う。わからなくなる。中にヘミオラもまじっているようだし。

同じチャイコフスキーのシンフォニーは、これまで5番と6番を弾いた経験があるが、これほど難しいリズムがあった記憶はない。この4番が格段に難しいようだ。
リズムの難しさでは定評のあるブラームスよりも難しいかもしれない。

先月、市原市楽友協会オーケストラで演奏した「展覧会の絵」も難しかったが、何か難しさの内容が違う気がする。
このチャイ4の1楽章は、オケ全体が一丸となって動くに際しての難しさ。
展覧会の絵」は、オケ全体が合う合わないという意味では、これほどやっかいではないという印象がある。その分、個々人の段階でもっとデリケートな面があったように思う。

1楽章が一番長いということもあるが、やっぱり難しいからだろう、後半をほぼ省略しながら、練習の半分以上の時間を使った。

休憩後は、2楽章以降をやった。

2楽章、3楽章は、これまで弾いておらず、今日が初めての合奏となったが、時間に制約があったためか、いずれも中抜きで、部分的な合奏に終わったのが、個人的には残念だった。

2楽章はゆっくりした音楽なので、気をつけて丁寧に弾けば何とかついていけそうだが、3楽章は大変だ。
よく知られているように、全編ピッツィカートの音楽。
私はピッツィカートが苦手だ。しっかりとした音程、しっかりとした音量で、正確にはじくことがなかなかできない。
ピッツィカートがたまにしか出てこないふだんの曲でもそうなのに、楽章すべて、弓を置いてはじくなんて・・・。
今日は全部をやらなかったが、全部やったら疲れそうだ。
まずはアルコでしっかり練習しよう。

4楽章も時間がなく、ごく一部をやっただけで終わった。

チャイ4の合奏はこれで2回目だが、まだまだとまどうことばかりだ。
これから気合いを入れていかなければ。

帰りも怪しげな天候。
雨こそ降っていないが、いなびかりがしきりと走る中を谷津駅に急いだ。

千葉まで戻ると、にわかにたたきつけるようなものすごい大雨。
涼しくなっていいけどね。

行き帰りとも雨。
夏も終わりに近づいた感じがする、今日のユニ響の往復だった。

今日16日は、木更津から新浦安、そして千葉に戻ってから谷津。
行動範囲の広い1日だった。

※練習往復の音楽
    カラヤン オペラのバレエ音楽(70年、71年録音、DG盤)
       カラヤンベルリン・フィル
    モーツァルト 交響曲第40番
       カラヤンウィーン・フィル