naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ユニ響練習日誌~GP。初めてさかあがりができた!

27日(土)、夕方は、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)のGPで、谷津(やつ)へ。

いよいよ明日が本番。
夏から通ってきた谷津に来るのももう最後だ。毎年のことだが、ちょっとさみしい。

今日の合奏は、谷津コミュニティセンターの多目的室。
もちろん、本番指揮のN先生の指導だ。
さすがにGPとあって、弦のエキストラも多数参加。

ハープのエキストラの都合で、曲順と逆に進められた(「はげ山」が最後)。

基本的に通し演奏。
最低限の返しだけ。

まず、アンコール曲。

続いて、チャイ4。

1楽章の、これまでの練習で一度も弾けたことがなかった、Qの6小節目から9小節目が、GPにして、とうとう弾けた!
この場所は、自分が弾いているリズムと、トランペットが吹いているメロディがずれているため、弾いていてボウイングがおかしくなってしまうのだ。

それが、初めてうまくいった。
いや、今回、別に弾ける確信や予感があったわけじゃなくて、弾けてみて、自分でもびっくり! といった感じだ。
思い出したのが、小学生の頃に、なかなかできなかった、鉄棒のさかあがりができた時のこと。あるいは、なかなか向こうまで渡れなかった雲梯(うんてい)ができた時のこと。
そんな気分だった。「やったあ!」

しかし、実はこれ、隣に座っておられるエキストラのIさんの弓を見ながら、同じように動かしていたら、無事4小節を通り過ぎた、ということなのだ。
要するに、カンニング?(笑)
これも子供の頃のことを思い出した。補助輪付きで自転車に乗っていた頃のことを。
要はそんなもんだ。

自力で弾けたわけではないので、明日の本番、同様にうまくいく自信はない。
さあどうなる。ハラハラドキドキ。

休憩の後、「カレリア」組曲
3曲目のマーチは、今日のN先生、いつもよりテンポが遅かったので、これだと、延々と続く付点のリズムもまあ持つ。

そして、最後に「はげ山の一夜」。
ハープ付きでやるのは、初めてだ。
パーカッションの手が足りないのか、N先生の奥様(本職はピアニスト)が、チューブラベルをたたいておられた。

ということで、無事、時間内にすべての曲が終了。

明日の本番を残すだけとなった。

とにかく、これまで弾いてきたシンフォニーの中で、一番難しいとも思えるチャイ4。
まだまだ、弾き込みが足りないので、本番でも、あれこれ間違えてしまいそうだが、せいいっぱい弾いて楽しもうと思う。

ユニ響の本番は、いつも日曜なので、浦安の練習と重なるのだが、珍しく今週については、練習がない。
ということで、浦安からも、何人かの団員が聴きにきてくれることになっている。

※練習往復の音楽
    チャイコフスキー 交響曲第4番
       バーンスタインニューヨーク・フィル(89年録音)
    ムソルグスキー はげ山の一夜
       ロジェストヴェンスキー=パリ管
    シベリウス 「カレリア」組曲、悲しきワルツ
       コリン・デイヴィス=ロンドン響