林光氏の訃報。
作曲家としての林氏の作品には、申し訳ないが、これまでのところあまり接してはいない。
個人的には、「レコード芸術」誌が、1970年代に掲載していた、新譜評の鼎談(座談会)が記憶に残る。
毎月の新譜から何点かを選んで、論評するものだったが、新譜月評での、各批評家が執筆した文章による批評とはまた違った面白さがあって、非常に参考になったものだ。
最近、音楽雑誌等で林氏の消息を聞かなかったので、どうされたかと思っていたが、亡くなられたとは。
ご冥福をお祈りし、遅まきながら、今後、氏の作品にもふれる機会を持ちたいと思う。