2日目。
雨。大したことはない。
「まだ」大したことはない、と言うべきなんだろうか。
「まだ」大したことはない、と言うべきなんだろうか。
9時前、ホテルを出発、佐久創造館へ。
表はBさんとおっしゃる女性。今回、初めてお会いしたが、とてもよく弾かれる方で、助けられた。
後ろから見るHさんの背中も頼りになった。
コンチェルトもシンフォニーも、これまで表しか弾いたことがない。
前日もトップ代奏だったし。
裏は初めてなので、結構大変だった。
前日もトップ代奏だったし。
裏は初めてなので、結構大変だった。
9:15、練習開始。
前日に続いて、レクチャー練習。
シンフォニーの2楽章。
・ブラームスは、2つの音符にスラーをつけることでの効果を重視した。練習記号Bの前など、こうした書き方が頻出するので、意識して演奏すること。
・ブラームスは、バッハの掛留音を好み、自分の創作にも取り入れている。1楽章の冒頭もその一例。音をぶつけて解決させることを意識せよ。
・ブラームスは、バッハの掛留音を好み、自分の創作にも取り入れている。1楽章の冒頭もその一例。音をぶつけて解決させることを意識せよ。
3楽章。
ここでは、中間部の演奏の仕方についての勉強。
この場所は、同じような音楽が繰り返されるので、平板な演奏になりがちだが、それを回避するにはどうしたらよいか、参加者からアイデアや意見を求めて、それを試す、という練習だった。
この場所は、同じような音楽が繰り返されるので、平板な演奏になりがちだが、それを回避するにはどうしたらよいか、参加者からアイデアや意見を求めて、それを試す、という練習だった。
10:10、休憩。
10:20、今度はコンチェルト。
まず2楽章。
それにしても、この楽章冒頭のオーボエのメロディは、いいねえ・・・。
ブラームスという人は、必ずしもメロディメーカーではないと思うが、このメロディはすばらしい。
加えて思うのは、このメロディが、オーボエの音色にぴったりであることだ。
フルートでもなく、クラでもなく、このメロディは、どうしても「オーボエの音」で奏でられなければならない、と感じさせるものがある。
作曲家というのは、その時々に最適な楽器を選び取る才能があるんだなあ、と痛感する。
フルートでもなく、クラでもなく、このメロディは、どうしても「オーボエの音」で奏でられなければならない、と感じさせるものがある。
作曲家というのは、その時々に最適な楽器を選び取る才能があるんだなあ、と痛感する。
隣のBさんと、思わず「いいですねえ・・・」と言葉を交わす。
次に1楽章。
10:55、休憩。
11:05からは、指揮講習。
再度、Tさんが指揮台に上がり、コンチェルトの1楽章を。
そして、シンフォニーの4楽章。前夜の指揮講習で(Tさんの)「宿題」となった箇所の練習。
12:00、午前の練習終了。
本番演奏のCDを作るとの案内があったので、申し込む。