naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

マウントあさま室内合奏団ワークショップ日誌~9月15日(日)① 引き続きレクチャー練習、指揮講習

2日目。

雨。大したことはない。
「まだ」大したことはない、と言うべきなんだろうか。


9時前、ホテルを出発、佐久創造館へ。

ヴィオラトップのHさんが到着されていた。私は、前日に空席だった5プルトの裏へ。

表はBさんとおっしゃる女性。今回、初めてお会いしたが、とてもよく弾かれる方で、助けられた。

後ろから見るHさんの背中も頼りになった。

コンチェルトもシンフォニーも、これまで表しか弾いたことがない。
前日もトップ代奏だったし。
裏は初めてなので、結構大変だった。

9:15、練習開始。

冒頭、前夜の報告(笑)。
村さ来の参加者は42人。
その内半数程度が次の店へ。
さらに、もう1軒行ったのが7人。3時まで飲んでいたとのこと。
それでも元気に練習に集まるのがすごい。

前日に続いて、レクチャー練習。

シンフォニーの2楽章。

ブラームスは、2つの音符にスラーをつけることでの効果を重視した。練習記号Bの前など、こうした書き方が頻出するので、意識して演奏すること。
ブラームスは、バッハの掛留音を好み、自分の創作にも取り入れている。1楽章の冒頭もその一例。音をぶつけて解決させることを意識せよ。

3楽章。

ここでは、中間部の演奏の仕方についての勉強。
この場所は、同じような音楽が繰り返されるので、平板な演奏になりがちだが、それを回避するにはどうしたらよいか、参加者からアイデアや意見を求めて、それを試す、という練習だった。

10:10、休憩。


10:20、今度はコンチェルト。

まず2楽章。

それにしても、この楽章冒頭のオーボエのメロディは、いいねえ・・・。

ブラームスという人は、必ずしもメロディメーカーではないと思うが、このメロディはすばらしい。

加えて思うのは、このメロディが、オーボエの音色にぴったりであることだ。
フルートでもなく、クラでもなく、このメロディは、どうしても「オーボエの音」で奏でられなければならない、と感じさせるものがある。
作曲家というのは、その時々に最適な楽器を選び取る才能があるんだなあ、と痛感する。

そのオーボエを支える他の木管とホルン。
ヴァイオリンのソロが出てくるまでの、この時間は、私にはまさに「奇跡の音楽」に思える。

隣のBさんと、思わず「いいですねえ・・・」と言葉を交わす。

次に1楽章。

10:55、休憩。

11:05からは、指揮講習。

再度、Tさんが指揮台に上がり、コンチェルトの1楽章を。

そして、シンフォニーの4楽章。前夜の指揮講習で(Tさんの)「宿題」となった箇所の練習。

12:00、午前の練習終了。

本番演奏のCDを作るとの案内があったので、申し込む。