三月場所も後半戦に入った。
NHKのテレビ中継は、毎日録画で観ているが、最近ちょっと気になるのが、リプレイの出し方である。
先場所あたりからだったか、リプレイの最初と最後に、今土俵上で戦った力士の、取組以外の映像、時間いっぱいの塩の場面や、勝負がついて土俵から下がる場面などが、短時間だが映るようになった。
これは余分だと思う。今の勝負の取り口を観たいわけで、取組と関係ない映像は要らない。
それから、これも何となく思う感覚のレベルだが、大して長い相撲でもないのに、途中を省略することが増えたような気がする。
1分、2分、という相撲ならわかるが、ちょっと動きが止まったところで編集が入るのはどんなものだろうか。
(以前は、リプレイが1回だけのことが多かった。それが複数回見せてくれるようになったのは、良いことと思っているのだが、もしかするとそれとの関連かもしれない)
あと、もう一つ言えば、上半身だけのアップ映像を使うことが時にある点。迫力ある映像をねらっているのかもしれないが、相撲は下半身を観るもの、という面もあるのだから、やはり全身が映る形でのリプレイを望みたい。