日銀が利上げを発表、政策金利を0.5%に引き上げるとのこと。
0.5%になるのは16年ぶりとのことだ。
経済には不勉強なので、以下は単なる昔話です。
「上げて0.5%か」、との感想を持つのは、金利が高かった時代を知っているからだ。
昔は公定歩合というのが大きな指標だった。
1978年にN社(京橋)に入社して、本社経理部に配属された時、経理部長の机には公定歩合の変動を手書きしたグラフが置かれていたのを記憶している。
当時、長短のプライムレートってどのくらいだったっけ。忘れてしまった。
当時、私の会社には社内預金というものがあった。300万円を限度に積み立てると、会社が金利を払ってくれる。その時代の福利厚生の一環でもあった。
その金利は忘れていない。年8.196%だった。
つまり、限度いっぱいの300万円を預けている人は、年間245,880円の利息がもらえるのだ。その金利を社員に支払う仕事もしていたので、この「245880」という数字は強烈に憶えている。
入社間もない若手としては、そんな大金が毎年入ってくるなんて、いいなあ、と思っていたのだ。
この8.196%も、世間の金利水準とは何かの連動があったのだろうと思う。
同時期かどうかわからないが、普通預金の金利が1%だったことも憶えている。
たぶん80年代前後のことだろう。
普通預金に置いておくのはもったいない、だって1%しか利息がつかないんだから、という話を、職場の先輩たちがしていたものだ。
今回の利上げで、メガバンクは普通預金の利率を0.1%から0.2%に引き上げるそうだ。
上がって0.2%。
かつては「1%しか」利息がつかないと言ってた普通預金。
植田総裁は、今後も利上げを続けていくと言っているが、それにしても私が20代だった頃の水準には戻らないだろうな。少なくとも私が生きている間は。