明けて3日(日)。
ホテル内のレストランで朝食をとっていたら、今回伴奏させていただく女性歌手のSさんがおられたので、とりあえず合わせてみたい、とお願いした。
Sさんは昨日の夕方から来られていて、顔も合わせていたが、一緒に練習はしていなかった。
ホテル内のレストランで朝食をとっていたら、今回伴奏させていただく女性歌手のSさんがおられたので、とりあえず合わせてみたい、とお願いした。
Sさんは昨日の夕方から来られていて、顔も合わせていたが、一緒に練習はしていなかった。
東京では、楽譜を預かる際にお会いしているが、実際に合わせたことはこれまでまだない。
ピアノは前日までの練習で、自分なりには弾き慣れてきていたが、それぞれ曲のテンポがどのくらいなのか、また曲の中でテンポをどの程度動かされるのか、これは合わせてみないとわからない。
そこが不安だった。
ピアノは前日までの練習で、自分なりには弾き慣れてきていたが、それぞれ曲のテンポがどのくらいなのか、また曲の中でテンポをどの程度動かされるのか、これは合わせてみないとわからない。
そこが不安だった。
それに、相手はプロである。
「こんなピアノで歌うの」と思われるのではないか。
いつもは、ちゃんとしたピアニストの伴奏で歌っている人なのだから。
「こんなピアノで歌うの」と思われるのではないか。
いつもは、ちゃんとしたピアニストの伴奏で歌っている人なのだから。
パーティーのお客さまの前で弾くこともプレッシャーだが、それ以前に、Sさんに対してのプレッシャーが・・・。
しかしそんなことは言っていられない。
前日のチャペルから、通常のバーラウンジにクラヴィノーヴァが移動されていたので、そこで合わせる。
前日のチャペルから、通常のバーラウンジにクラヴィノーヴァが移動されていたので、そこで合わせる。
順番に1曲ずつ通し、テンポの伸縮などを確認して、気になるところを返す。
基本的に各曲1回ずつで終わった。
基本的に各曲1回ずつで終わった。
私のピアノでどうなんだろう、と思う。
おそるおそる、「こんな程度のピアノなんですけど、すみません」。
Sさん、「いえ、全然問題ないです」。
ほんとかね、と思うが、まあ、素人の会社員に多くは期待している訳がない。仕方がない、と思っているのだろう。
そもそもが、相手先の会社の社員のピアノで歌うというのが、今回の出演の条件なのだから、それでやるのもプロ、ということなのだろう。
おそるおそる、「こんな程度のピアノなんですけど、すみません」。
Sさん、「いえ、全然問題ないです」。
ほんとかね、と思うが、まあ、素人の会社員に多くは期待している訳がない。仕方がない、と思っているのだろう。
そもそもが、相手先の会社の社員のピアノで歌うというのが、今回の出演の条件なのだから、それでやるのもプロ、ということなのだろう。
午後改めて音合わせをするので、一旦解散。
私は残って引き続きさらった。
私は残って引き続きさらった。
いきなりだったら、ちょっと待って、というところだが、幸い、前日に、予定の曲以外も一通りさらってあったので、ご希望通りにする。「セ・シ・ボン」に変更。
他のアトラクションの出演者も集まり、順次音合わせ。
最後に我々がやらせてもらうことになった。
楽器をバーラウンジからステージに移動、Sさんの立ち位置、クラヴィノーヴァの場所を決め、朝同様に、全曲を一通り再度合わせる。
楽器をバーラウンジからステージに移動、Sさんの立ち位置、クラヴィノーヴァの場所を決め、朝同様に、全曲を一通り再度合わせる。
リハーサル終了。
あとは本番を待つだけとなった。
あとは本番を待つだけとなった。