naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ご近所アンサンブル月例練習~8月の演奏会の曲目絞り込み

今日21日(土)は、ご近所アンサンブルの月例練習。

いつもの、マンションの集会室で、13:00~18:00。

行ってみると、集会室の予約が、他団体とぶつかったという話が。
その団体の人によると、自分たちの方が先に予約していたのに、それが抹消されて、我々の予約が入っているという。
真相は不明だが、その団体としては、14:00まで使いたいということで、既にあと30分しかないので、使ってもらうことにする。その間、隣の会議室に移って、練習を始めた。

今日の参加は5人。セカンドヴァイオリンのHiさん、ヴィオラのTさん、チェロのIさん、クラリネットのSさん、私。
ファーストヴァイオリンのHoさんが、ご都合で欠席。

Hiさんがファーストにまわり、私が前回同様セカンドの楽譜を弾いて、弦楽四重奏とした。

前回の練習で、8月の初演奏会に向けての候補曲をある程度決めた。今回は、その中から更に曲数を絞っていくのが目的。

演奏会の長さをどうするか、がそもそもある。話し合った結果としては、演奏時間の正味が1時間程度。多少のMCも入れるので、全体で1時間半弱くらいのイメージ。

モーツァルト クラリネット五重奏曲から第1楽章

8月の演奏会は、クラシック曲と、ポピュラー曲をとりまぜたプログラムにする予定で選曲している。

純クラシックの曲としては、このクラ5を演奏することは決定している。
既に何度か練習を重ねてきているので、互いに色々意見を出し合いながら進めた。
Sさんから、フレーズの弾き終わりに注文がついた。例えば弦だけで弾いていて終わり、クラに渡す時に、そのような終わり方になっていない、ということだ。クラの立場からは当然の指摘だ。気をつけねば。

クラ5が終わった後は、弦楽四重奏の曲の絞り込み。

まず、その後、新しく買ってきた楽譜を合わせる。


メンバーから、お客さんには受けるだろうという声があったので買ってきたものだ。
難しくないこともあり、2曲とも採用。

以後、前回候補に残った曲を順次合わせて、その中からの選別。

Sさんが演奏時間を計って下さった。

宮崎アニメの曲から。


どれもいい曲で捨てがたい。

演奏会は1回限りではないので、次回以降にとっておこう、ということで、割り切ってセレクト。
今回は、「君をのせて」、「もののけ姫」を残した。これに「ポニョ」を加えて、3曲だ。

次に、ポピュラーソングのグループ。


「世界に一つ・・・」は、お客さん受けはしそうだが、実は演奏が難しい。#4つという弾きにくい調なのがいやらしい。次回以降の課題とする。

このグループからは、「見上げてごらん夜の星を」を採用。これと「千の風になって」の2曲。

ディズニー系の曲集から。

星に願いを

これは、2種類の楽譜が手に入っているので、両方やってみた。
Cdurの、しっとりとしたアレンジのものと、Ddurの、装飾が多いキラキラした感じのアレンジのもの。
後者を採用。

これに、合わせは省略したが、「イッツ・ア・スモール・ワールド」を加えた2曲。
アンコール用に? というところ。アンコールがあるかどうか、定かでないが(笑)。

以上で、非クラシック系の曲は、とりあえず終了。

しかし、このような、非クラシックの編曲楽譜を弾いていると、いつも思うことだが、実に「民主的なアレンジ」だ。
どの曲も、必ず、4人全員にメロディを弾く場面が用意されるのだ。ほんとに必ず。几帳面なまでに、そのように設計されている。
今日弾いたセカンドの楽譜でもそうで、「あ、俺、メロディ?」と、弾き始めてから気づくと、隣のファーストは休んでいたり、装飾的な音を弾いていたりする。

どの曲もどの曲もそうなので、却って可笑しくなったりする。だって、クラシックの弦楽四重奏曲なんて、もっと独裁的(笑)な曲がいくらでもあるわけで、別にそれはそれで構わないと思って日頃弾いているんだから。

休憩の後、クラシックの曲(弦楽四重奏アレンジのもの)をセレクト。

J.シュトラウス 美しく青きドナウ
マスカーニ 「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
バッハ 主よ、人の望みの喜びよ
シューベルト アヴェ・マリア
モーツァルト アレルヤ
バッハ アリオーソ

これらの中からは、教会での演奏会でもあるので、「主よ、人の望みの喜びよ」、「アヴェ・マリア」、「アレルヤ」の3曲を残した。

今日、持ち寄られた楽譜からは、以上を選んだ。

まだ多すぎるかもしれないのと、今日欠席のHoさんの楽譜にも、候補曲があるので、次回以降また更に検討していくことになる。

最後、残り時間を使って、モーツァルトのシンフォニーを演奏することになった。
チェロのIさんが、モーツァルトの全交響曲の全パートの楽譜を入手されたそうで、長期的目標として、これを全部合わせてみたい、との提案。

もちろん、我々は弦楽五重奏の編成にクラリネット1本というのが、基本的な編成だが、Sさんには、クラリネットがない曲は他のパートを吹いてもらって、とにかく、合わせて楽しもうという話。

都合がつけば、浦安オケの管のメンバーにも吹きにきてもらおうかな。

とりあえず、今日は、1番から、ということになった。


Sさんは、オーボエの楽譜を担当。
全3楽章のシンフォニーだが、1楽章はなかなか充実した音楽だ。楽しめた。

昨日はオペラ、今日は室内楽。そして、明日は、オケ練だ。楽器三昧の連休、というのは時々あるが、連日別のジャンルで、というのはぜいたくな話である。