naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

「日本人力士」

9月場所では、琴奨菊が、平成18年1月場所の栃東以来の日本人力士優勝か、と期待された。
(来年1月場所には、その栃東の優勝額が撤去されるので、来場所で日本人力士が誰か優勝しないと、日本人力士の優勝額が皆無となる)

そして、それは実現しなかったものの、4年ぶりの日本人大関が、明日正式決定される。

しかしなあ・・・。

日本人力士、日本人力士・・・。

私の世代の相撲ファンだと、唯一の「外国人力士」だった高見山を、珍しいものでも見るように見ていたんだよなあ。

その高見山が平幕優勝した時には、表彰式で、ニクソン大統領からのメッセージが読み上げられたのだった。

小錦が入幕してきて、横綱大関を破った時は、「黒船来襲」と言われたものだ。

そして、「外国人力士初の大関」、とか「外国人力士初の横綱」、とかが話題になったのも、そんなに前のことではないような気がするのだが・・・。

今や、「日本人力士の優勝」、「日本人力士の大関」が待望される時代。

想像できなかったことだなあ。