naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

皇居東御苑を散策

昨21日(土)は、午後から妻と東京に出かけた。

皇居東御苑にある、三の丸尚蔵館に行くのが目的である。

JR、東西線を乗り継いで日本橋に出て、まず、丸善と髙島屋で買物。

髙島屋では、天皇皇后両陛下の特別展が開催されていた。

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大手町に移動し、大手門から皇居東御苑に入った。

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ここでは、天皇皇后両陛下の肖像画が特別展示されている。この肖像画は、広島市立大学名誉教授の野田弘志氏が昨年完成したもので、両陛下の初めての肖像画なのだそうだ。

この肖像画三の丸尚蔵館に特別展示されているのは、21日(日)までで、是非ともこれを見たいとの妻の希望があって出かけてきた。

決して広くない展示室は混んでいた。

平成の時代の歌会始での、両陛下の御製・御歌や、ご公務の写真が展示されている展示室の中心部分に、肖像画があった。

大変感銘を受けた。

野田氏は写実絵画の第一人者なのだそうだが、天皇陛下の靴一つをとっても、大変詳細な描写であり、それ以上に、両陛下その人を、本当に実写的に描いており、圧倒された。

展示室をひとまわりして出口まで来たところで、肖像画のところまで再度戻ってもう一度見た。

この絵は、退位後に移られるという東宮御所に飾られるのだろうか。

それも良いが、できればこのような形で国民の目にもふれられるようであってほしいと思う。

三の丸尚蔵館を出て、ガイドマップを手に散策。

つつじが美しかった。

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池には、大きな鯉が泳いでいる。

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ヒレナガニシキゴイと呼ばれるこの鯉は、魚類学者でもある天皇陛下の発案で交配してできた品種なのだそうだ。

鳥が捕食してしまって数が減っていたが、昨年秋に両陛下が新しく放流されたとのこと。

いい天気。

暑からず、寒くなく、いい陽気の中、初めての皇居東御苑を散策できてよかった。

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