今日、ネットで見たニュース。
アラン・ギルバート指揮するニューヨーク・フィルの演奏会の最中に、客席で携帯電話の着信音が鳴り響き、演奏が中断する騒ぎがあったという。
客席最前列に座っていた高齢の男性の携帯電話が、マリンバのような音の着信音を立てた。
驚くことに、この男性は、それを止めようとせず、着信音が3~4分鳴り続けたという。
ギルバート氏が演奏を中断し、着信音が響く中、その男性に声をかけたが、男性は返事をせず、結局、ギルバート氏は、鳴りやむまで待つことになった。
客席は一時騒然としたらしいが、その後、演奏は再開されたとのこと。
中断後再開されたとは言え、他の聴衆にしてみれば、気が済まない思いだっただろう。
その日の演奏会のすべてがぶちこわされた気分だったのではないだろうか。
その日の演奏会のすべてがぶちこわされた気分だったのではないだろうか。
で、何を演奏している最中だったかというと、これがマーラーの9番、しかも終楽章の終わりの静かなところだったようだ。
(英文のネット報道を見てみると、「スコアの最終ページの13小節前」でのことだったらしい)
(英文のネット報道を見てみると、「スコアの最終ページの13小節前」でのことだったらしい)
・・・最悪だね。曲も曲だし、鳴ったタイミングも。
曲が始まったばかりだったら、最初からやり直します、でもいいが、長いこのシンフォニー、ずっと聴いてきて、さあもうすぐ終結、というところだもん。
私がそこにいたら暴れるぞ(笑)。ほんとに。
その時のお客さんたち、本当にお気の毒さまでした・・・。