ふと、歴代の大賞受賞曲をふりかえってみたくなった。
大賞を受賞する曲種はどれが多いんだろう、と思ったのだ。
オペラか、交響曲か、そのへんかな。
このようになっている。
※第3回までは、部門賞の表示がないようだ
第7回(1969年度) 特別部門
ドイツ歌曲大全集
F=ディースカウ他
ドイツ歌曲大全集
F=ディースカウ他
第15回(1977年度)
該当なし
該当なし
第46回(2008年度) 協奏曲部門
バルトーク 2台のピアノと打楽器のための協奏曲、ヴァイオリン協奏曲第1番、
ヴィオラ協奏曲
エマール、クレーメル、バシュメット他=ブーレーズ=ロンドン響、ベルリン・フィル
バルトーク 2台のピアノと打楽器のための協奏曲、ヴァイオリン協奏曲第1番、
ヴィオラ協奏曲
エマール、クレーメル、バシュメット他=ブーレーズ=ロンドン響、ベルリン・フィル
やはり、オペラが圧倒的に多い。大部分が組物という物量的な面も影響しているかもしれない。
声楽曲部門を加え、声楽系で半数近くを占めることになる。
管弦楽曲部門が、僅かに1回だけというのは、もっと意外だ。
51回の歴史の後半あたりから、音楽史部門の大賞が目立つようになる。ガーディナー、ヤーコプス、ミンコフスキといった指揮者が、音楽史部門以外も含めて目立ってくるのも、演奏様式の変遷を反映していて興味深い。
※関連の過去記事
レコード・アカデミー賞のすべて
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/63537989
カラヤンは誰に敗れてレコード・アカデミー大賞を受賞できなかったか
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/63718599
レコード・アカデミー賞を何度も受賞した曲
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/63741944
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