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66歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

満65歳の年度末

2020年度もあと4日。

 

1955年(昭和30年)7月生まれの私は、期末である3月31日現在、65歳である。

 

前の会社の規定によれば、「60歳に達した年度末」をもってひとまず定年退職、以後、雇用延長の形になるが、それも「65歳に達した年度末」で終了となる。

 

つまり、前の会社にいたならば、1978年(昭和53年)入社以来43年間の勤務先をあと4日で退職し、4月からはいわゆる「サンデー毎日」のリタイア生活に入るところだったわけだ。

 

定年を過ぎたここ何年かは、当然にその65歳期末、「2021年3月末」へのカウントダウンは意識していた。

 

特に、寒い冬が嫌いな私は、冬の朝、「あと○回、冬を乗り切れば、もう通勤しなくていいんだ」と、毎年毎年思ってきた。

 

ところが。

 

状況が変わったのは2年前、2019年の2月のことだった。

 

社長から人事の内示を受け、同年3月末をもって退職し、4月からグループ会社(2社)へ移籍することとなった。移籍先での職務は監査役。同年6月の株主総会で選任されたが、監査役の法定任期は4年である。

つまり、2023年6月の株主総会までは仕事をすべき立場となったのだ。

 

正直なところ、「65歳までは今の会社に勤める」と思っていただけに、いささか驚いた。

この異動、2社を兼務すること、通勤が遠くなることも大きかったが、人生設計上一番の変更点は、リタイア時期が延びたことだ。

2021年3月末のつもりだったのが、2023年6月へ2年3ケ月の延長である。その時点で、私は翌月に68歳の誕生日を控えるところにいる。そんな歳まで働くのか、と思ったものだ。

 

ということで2021年、桜も咲いた今、前の会社のままであれば、「冬の通勤、終わったー」というところだったが、あとふた冬を越えなければならないのである。

 

元気で働けること、お給料がいただけることは、人生ありがたいと言う以外にはない。これほど恵まれたことはない。

 

ただ一方、「第二の人生」がその分だけ短くなる要素、可能性はある。

会社勤めを終えてのセカンドライフ。今はコロナの件があるにせよ、妻との海外旅行を始め、やりたいことはたくさんある。またやらなければならないこともたくさんある。

 

そのセカンドライフも、元気でいてこそだ。

ここにきて何やら急に「人生100年時代」などと言われ出したが、突然誰もが100歳まで長生きできるようになったわけではない。

現時点だと、70代、特に前半で死ぬのは、まだ早い感じがある。80を超えてからだと、まあそうか、残念だが仕方がないか、という感覚ではないだろうか。

その感覚で言うと、自分自身の目標はまず80歳。あと14年少しだ。

 

いずれにせよ、トータルの人生が少しでも長くなるよう節制に心がけ、2年3か月の影響を吸収できることを願う。

 

24日(水)、クァルテット・エクセルシオの演奏会の帰りの電車で、来聴した従兄と久しぶりに色々話した。66歳まで働いたという従兄は私より8つ年上で既に70代に入ったが、夫婦で各所への旅行や、諸々の趣味など充実したセカンドライフを送っている。

話題はもっぱら「健康寿命」に集中した。元気で動ける内に旅行をしたりやりたいことをやるのが大事、と。そうだなあ、と思う。

あと14年、20年、25年、いつまで生きられるかは神のみぞ知ることだが、人生が終わるその時まで元気で生きていることこそが大事だ。

 

2社合わせて週5日のフル勤務、それも出張が多い監査役という職務は、60代後半に入る今後、体力的には厳しくなることが予想される。セカンドライフに悪影響を持ち込まぬよう、無理せずにやっていくことも大切だ。

 

思ってみれば、私が会社に入った43年前、会社の定年は55歳だった。今の感覚ではすごく若い。そんな年齢でのセカンドライフも当時は当たり前だったのだろうが、平均寿命が延び、社会経済情勢も変わってきた中、今や70歳まで働くことが想定される時代になった。

 

人生100年時代」は、そういう時代の変化にあって、少なからずイメージ戦略的な意味合いがあって急に言われるようになったのではないかと、少々屈折した受け止め方をしている。少なくとも生物学的に寿命100年が当たり前になったはずはなく、何か政治的な思惑要素もあるような気がする。

 

ただ仮にそうであっても、「元気な状態で長生き」が一番であることは事実だ。

新しい年度も、我が身大切に、元気で、無理せずがんばろう。

 

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